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「折り合いをつける」の意味は?ビジネスシーンでの正しい使い方を知ろう

シンカキャリア編集部

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更新日:2025/03/18

「折り合いをつける」は、人間関係やもめ事をお互いに納得できるところまで妥協して解決する際に使う言葉です。ビジネスシーンでは交渉をしたり、意見が対立したりしたときに使われます。日常生活でもよく使う言葉ですが、「折り合いをつける」の意味をきちんと理解していない方が多いといわれています。この記事では、「折り合いをつける」の正しい意味と語源から、ビジネスシーンでの使い方と例文・英語表現まで解説します。

目次

この記事では、「折り合いをつける」の正しい意味と語源から、ビジネスシーンでの使い方と例文・英語表現まで解説します。

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「折り合いをつける」の意味は?

「折り合いをつける」とは、お互いに妥協できるところまで譲り合って物事を解決する意味の言葉です。交渉の成立やもめ事の解決をするときに使います。「折り合い」は人と人の関係・仲を意味する言葉です。似た言葉には「折り合う」がありますが、「折り合う」は交渉するより、お互いに譲り合う意味の方が強いのが特徴です。

「折り合いをつける」はそのままビジネスシーンでも使えるので、ぜひ覚えておきましょう。

「折り合いをつける」」の語源

「折り合いをつける」は、古語の「折る」と「合う」から生まれた言葉です。古語の「折る」はバラバラにする・負ける・引き下がるなどの意味を、「合う」は相手と合意する・一致するなどの意味を持ちます。

「折り合いをつける」の「つける」は、「見つける」と同じ意味と考えてください。「折る」・「合う」・「つける」の意味から、「折り合いをつける」はお互いが主張するのではなく、お互いが納得できる妥協点を見つけて手を打つ、平和的な解決方法を提示したいときに使います。

「落としどころ」との違い

「折り合いをつける」と似た言葉に「落としどころ」があります。「落としどころ」はビジネス用語で、意見が異なるもの同士がお互いに譲歩しあった結果見出した、お互いに納得できる決着点や条件の意味です。

「落としどころ」は名詞のままで使うケースも多いですが、「落としどころを見つける」・「落としどころを探る」など語尾に動詞を付けて使われるケースもあります。

「折り合いをつける」と「落としどころ」の最も大きな違いは、「落としどころ」の方がお互いが見出した決着点や条件を表現するニュアンスが強いところです。「折り合いをつける」は問題解決の方法、「落としどころ」は問題解決の結果を表現する言葉と覚えておきましょう。

競馬用語として使われることも

「折り合いをつける」は競馬用語としても使われています。競馬では、競走馬と騎手の呼吸がぴったり合っている、競走馬が騎手の指示によく従っている状態を意味する言葉です。

逆に、競走馬と騎手の相性が悪い、競走馬が指示に従わない状態については「折り合いがつかない」・「折り合いを欠く」・「折り合っていない」と表現します。

「折り合いをつける」の使い方

「折り合いをつける」はビジネスシーンでもプライベートな人間関係でも使えます。以下に、それぞれのシーンにおける使い方と例文を紹介するので参考にしてください。

ビジネスシーンでの使い方と例文

ビジネスシーンで「折り合いをつける」は、交渉や会議の場でよく使われます。お互いに納得して契約を交わす・都合をつける・利害の不平等を防ぐために非常に大切な話し合いの仕方です。ビジネスシーンで使う場合の例文を以下に紹介します。

  • 会議の日程について、折り合いを付けましょう。
  • この契約金額については、折り合いをつける必要があります。
  • 折り合いをつけないと、本プロジェクトは成功しません。

「折り合いをつける」は意見や条件についてお互いに話し合う場面だけでなく、自分の中にある気持ちや考え方に納得する方法を表現するのにも使えます。

人間関係での使い方

「折り合いをつける」は、家族や友達との間で食い違った意見や悪化した人間関係を調節したりまとめたりするのに歩み寄る意味でも使えます。具体的な使用例は以下のようなものです。

  • 兄弟げんかをしていたが、折り合いをつけられたようだ。
  • 職場では気の合わない人とも折り合いをつけるべきだ。
  • 皆が折り合いをつけないと、チームがまとまらない。

「折り合いをつける」はカジュアルな雰囲気があるので、日常生活でも使いやすいのがポイントです。語尾を変えて「折り合いが悪い」とすると、仲が悪い・人間関係がうまくいかない様子を表現できます。

「折り合いをつける」の類義語

「折り合いをつける」にはさまざまな類義語があります。中でも、よく使われる4つ言葉について、意味や使えるシーンと一緒に紹介するので、参考にしてください。

歩み寄る

「歩み寄る」は「折り合いをつける」とほぼ同じニュアンスを持つ言葉です。ビジネスシーンでも日常生活でも使えます。意見や主張が食い違ったときに、お互いが前向きに解決を目指そうとするポジティブな姿をイメージさせるのが特徴です。

ビジネスシーンでは、前向きに解決を目指したい旨を「歩み寄りの姿勢を持ちたい」と表現する場合もあります。語尾を変えて「歩み寄りがない」とすると、前向きに解決する意思がまったく見られない様子を表現できます。汎用性があるのでぜひ覚えておきましょう。

妥協する

「妥協する」は、双方あるいはどちらか片方が歩み寄って、どちらも納得できるところまで水準を下げて決着点を見出そうとする行動を表す言葉です。お互いに十分満足でなくても納得しなければならない結果になりがちなので、どうしてもネガティブなイメージがあります。しかし、納得できる点までお互いに引き下がるのも、問題解決について有効な方法の解決方法の1つです。

また、「妥協する」は複数人と交渉や話し合いをする場面だけでなく、自分1人で自分の中にある葛藤などを解決する行動を表すのにも使えます。

譲歩し合う

「譲歩し合う」は、相手に譲る意味を持つ漢字「譲」が入っている言葉です。お互いが意見や主張を譲り合って決着をつける様子を表します。「譲歩する」と表現すると、どちらか一方だけが主張や意見の一部、またはすべてを相手に譲る意味になるので、必ず「合う」を語尾に付けましょう。

ビジネスシーンでは取引先などと交渉をする際、相手に有利な条件を提示する必要がある場面が多々あります。「譲歩し合う」と一緒に「譲歩する」も覚えておくと便利です。

着地させる

「着地させる」は、長引く交渉を終わらせる、終わらせたい意思を表す言葉です。本来、着地は「空中から地面に降り着く」の意味を持ちます。「着地させる」は「着地」の比喩表現です。

ビジネスシーンでは、交渉して見出したお互いに納得できる解決の意味でよく使われます。

「折り合いをつける」の英語表現

折り合いをつけるを英語に訳して使うときは、「come to terms with」・「reach an agreement」としましょう。それぞれニュアンスが異なるので、正しい意味と使い方を解説します。

come to terms with

「come to terms with」は「折り合いをつける」の英語表現でも、ネガティブな意味を含むものです。日本語に直訳すると、納得できない条件や条項を甘受する・受け入れる、となります。交渉の結果をあきらめて受け入れるニュアンスになるのがポイントです。「come to terms with」の例文を以下に紹介します。

  • We just can't come to terms with this result. (我々はどうしてもその結果を受け入れられない。)

「come to terms with」はビジネスシーンでも日常生活でも使えます。しかし、実際に使うのは、日本語の「妥協する」に近い状況のときに限りましょう。

reach an agreement

「reach an agreement」は日本語に訳すと「合意に達する」となります。硬いイメージがあるので、ビジネスシーンで使うのに適した言葉です。交渉の結果、お互いに納得できる決着点を見出し、合意できた様子を表すのに使います。

  • After negotiations, we finally reached an agreement.(何回も交渉して、ようやく合意に達した。)

「reach an agreement」は「come to terms with」より「折り合いをつける」本来の意味に近い言葉です。ビジネスシーンでも日常生活でも「reach an agreement」を優先して使うと覚えておくとよいでしょう。

「折り合いをつける」という言葉を使用する際の注意点

「折り合いをつける」は優しい雰囲気がありますが、あいまいで婉曲的な表現です。相手に、こちらとしては納得できない着地点での合意となったとの本意が伝わらない可能性があります。

優しい雰囲気の言葉は、ビジネスシーンでも日常生活でも相手を思いやったり、話し合いを円滑に進めたりするのに必要です。しかし、時と場合によっては具体的に言わないと交渉に時間がかかりすぎたり、こちらが大きな損害を被る可能性もあるでしょう。

また、若い部下に指示を出す場合、「折り合いをつけてほしい」と伝えると部下に意味が伝わらない場合があります。相手の気持ちだけでなく、立場も考えて使うようにしてください。

「折り合いをつける」はビジネスシーンに欠かせない言葉

ビジネスに交渉や話し合いは切り離せないものです。「折り合いをつける」は非常に使える言葉なので、ぜひ覚えておきましょう。話し合いでお互いに歩み寄って解決したい、お互いに仲良くやっていくために譲り合える点を一緒に探したいなど、仕事・取引・職場の人間関係を円滑に進めたい意思を表現を表現できます。

また、「折り合いをつける」は家族や友人など、親しい関係でも使える言葉なのもよいところです。

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