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情シスでは、新しい技術を吸収し、ビジネスに活かしていく必要があります。そのため、常に学習が必要不可欠です。
そこで、今回は情シスがスキルアップするために、オススメの書籍を紹介します。これらの本を読むことで、スキルアップに役立つ知識やアイデアを得られるでしょう。勉強をしたいけど何を読んでいいかわからないと悩んでいる人は参考にしてみてください。
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情シスの基礎習得にオススメの本5選
まずは、基礎から学びたいと考える方にオススメの本を5冊、紹介します。基礎習得にオススメの本なので、情シスへの転職やキャリアチェンジを考えている人にもオススメの本です。参考にしてみてください。
この1冊ですべてわかる 新版 SEの基本
この本では、SEに求められる技術とマネジメントの両方が解説されています。そのため、SEに求められるスキルをこの1冊で学べるでしょう。
2009年に発行されて以来、エンジニア界隈では多くのエンジニアに読まれている一冊。そして近年、IoTやビッグデータ、AIなど進化し続けているIT業界の最新情報に対応するために、新版として2022年に発売されました。
最新版は、現在のIT業界で注目されているビッグデータやIot、AIなど幅広い領域について解説されています。
SEとして基本となる技術など基礎知識を身につけたい方にはおすすめです。
参考:日本実業出版社「この1冊ですべてわかる 新版 SEの基本」
先輩がやさしく教えるシステム管理者の知識と実務
この本は、未経験で情シスに配属された人向けの本です。
「勉強した内容とまったく違ってわからない」あるいは「何から勉強すればいいかわからない」など、勉強するための適切な一冊が選べない方は読んでみましょう。
内容は、基礎中の基礎が書かれているため「サーバとは?」「ネットワークとは?」「2つの違いがわからない」など、IT知識がまったくない人に向けた内容になっています。そのため、少しでも知識がある人には物足りない内容かもしれません。
参考:翔泳社「先輩がやさしく教えるシステム管理者の知識と実務」
小さな会社のIT担当者になったら読む本
近年、企業のITセキュリティに対する重要度は高まっています。しかし、社員のITリテラシーは追いついておらず、企業はITリテラシーの低い社員の管理や社員が起こした不祥事に対応しなくてはいけません。この本は、その際の対策を学ぶことができる一冊であり、対策が気になる方は読んでみましょう。
社内SEが、小規模な企業内ネットワーク構築する際、気を付けるべきポイントや参考にするべき内容がわかりやすく書かれている本なので、活用してみてください。
参考:日本実業出版社「小さな会社のIT担当者になったら読む本」
若手ITエンジニア 最強の指南書
この本は、4つの分野で構成されています。
1つ目はITの技術に関する知識を学ぶ「テクノロジー編」。2つ目はシステム開発の基本を学ぶ「エンジニアリング編」、3つ目は「マネジメント編」です。最後の4つ目は、日々の仕事をうまくこなしていくための基本を身につける「ヒューマンスキル編」で構成されています。
社内SEだからといって、技術のみなど特定のスキルだけでは通用しません。社内SEとして活躍するためにはあらゆるスキルが必要であり、この本を読めばその必要なスキルを網羅できます。
先輩がやさしく教えるセキュリティの知識と実務
どうしても「セキュリティ」と聞くと、難しいイメージを持つ人が多いと思います。
しかし、企業ではセキュリティ対策の需要が高まっており、社内SEはセキュリティの知識や技術を学ばなくてはいけません。そこで、この本ではセキュリティ知識がまったくない人でも、企業の情報資産をどのように守るかというセキュリティ対策について詳しく書かれています。
技術的な説明は書かれていませんが、セキュリティ対策について学ぶ必要がある人にはオススメの本です。
参考:翔泳社「先輩がやさしく教えるセキュリティの知識と実務」
情シスのシステム開発にオススメの本3選
次は、システム開発について学びたい人にオススメの本を3冊紹介します。基礎でオススメした本よりも難易度が高くなります。さらに上の知識を身につけたいという人は、参考にしてみてください。
ソフトウェアテストの教科書
システム開発と聞いても、なかなかイメージがしにくいのではないでしょうか。
システムの導入が決まってから、設計やそのあとの構築やテストなど、すべての工程で何をすればいいかわからない人が実は多いです。
この本はそういった人に向けて、この本ではソフトウェアテストのフロー、テスト技法、テスト時のドキュメントの作成方法にいたるまで、一貫した開発業務を学べます。
はじめての上流工程をやり抜くための本
上流工程の業務になると、下流工程の運用・監視業務とはまったく違った業務内容になるため、勉強をする必要があります。
この本は、上流工程にこれからチャレンジをする人に向けた1冊です。要件定義やさらにその上のIT戦略、システム企画などハイレイヤーな領域を学びたい人にとっての内容がたくさん書かれています。
また、経営戦略やシステム開発についても学べるため、システム導入までの流れを知りたいという人にもオススメです。
お金をドブに捨てないシステム開発の教科書
この本は、技術だけでなく経営や会計についても解説をされている本です。
筆者が公認会計士でシステムコンサルタントの経験がある人のため、上場企業や中小企業など幅広い企業のシステム開発経験や業務改革の経験が掲載されています。
経営や会計の視点でシステム開発を進めるべきか考える際の注意を学べます。また、これからDXを考えている企業経営者にもオススメの1冊です。
参考:技術評論社「お金をドブに捨てないシステム開発の教科書」
情シスの転職は転職エージェントを利用
情シスへの転職を考えている人は、転職エージェントに相談をしましょう。
転職エージェントは、多くの求職者を希望の転職先へ入社させた実績があります。転職エージェントに相談をすれば、自分の適性や向いている職種を、担当コンサルタントのプロの目線からアドバイスをしてくれるため、効率的に転職活動を進めたい方は積極的に転職エージェントを利用しましょう。
オススメの転職エージェントはSYNCAです。SYNCAは、管理部門に特化した転職エージェントのため、情シスの求人も多数取り扱っています。豊富な求人の中から、担当コンサルタントがあなたの希望に合う企業を見つけ出し、就職までサポートしてくれます。
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学んだことを活かして最適な転職を
情シスの知識を学ぶ本は世の中にたくさんあります。たくさんの本の中から自分に合う本を見つけ出し、効率的に勉強するようにしましょう。
勉強をしていくうえで、情シスに対する興味や関心がでたら、情シスへの転職も視野に入れてみるのがオススメです。
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