目次
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人事の転職に強いおすすめの転職エージェント比較一覧
人事の転職に強い転職エージェントをご紹介します。この記事では次の9つのエージェントについて解説します。
それぞれのエージェントに独自の強みがあります。ここでご紹介するのは、どれも人事に強いとされ転職者に人気のサービスです。それぞれの特徴を比較して自分に合ったサービスを選んでください。
転職エージェントの紹介の前に、エージェントの選び方や転職を成功させるコツについてまとめます。
人事に強い転職エージェントの選び方
人事に強い転職エージェントの選び方についてまとめます。以下のポイントが挙げられます。
人事に強い転職エージェントの選び方
- 人事の求人案件が多い
- 人事業界に詳しいアドバイザーが在籍している
- 面接や履歴書の添削などサポートが充実している
なおこの記事で紹介するエージェントはすべて上記の条件を満たしています。
では、それぞれの条件について解説します。
人事の求人案件が多い
まずポイントとして人事の求人案件が多いことが挙げられます。希望職種の案件が多いほど選択肢が多くなり、希望に合う条件の求人が見つけやすくなります。
また非公開案件や独自案件の数もチェックしましょう。これらの案件を持っているエージェントは質が高い求人を持っている可能性が高いと言えます。
企業が求人を非公開にするのは、自社の動向を外部に漏らしたくないからです。そういった点に気を遣うのは、大手企業や成長中の企業が多いと言えます。
独自の案件も、営業活動に熱心だったり企業と太いパイプがあったりする証拠です。他社にはない案件は見つけられにくく、魅力的な求人が多く含まれています。
人事分野に詳しいアドバイザーが在籍している
人事分野に詳しいアドバイザーがいるかどうかもポイントになります。人事について詳しいアドバイザーに担当してもらえると、有益な情報を提供してもらえたりマッチングの精度が高くなったりします。
多くのエージェントに共通するサポート内容としては、書類の添削や面接練習のほか、企業との面接の日程調整、内定後の条件の交渉や入社日の日程調整、退職の相談などがあります。
人事への転職は難しい?
人事部の転職市場の傾向について確認しましょう。労働力の流動化や減少など、企業を取り巻く環境は激変しています。その影響で、転職市場にも変化が起こっています。具体的には、次のような傾向があります。
【人事への転職市場の傾向】
- 即戦力となるような人材の採用ニーズは高い
- 大企業への転職は豊富で希少な経験が優遇される
- ベンチャー企業は経験よりも実力重視
- 未経験者の転職は可能だが難易度は高め
それでは1つずつ見ていきましょう。
即戦力となるような人材の採用ニーズは高い
少子高齢化により、人材を確保することが難しくなりつつあります。また新型コロナウィルスなどの社会情勢も、就職・転職市場に影響します。そのような状況の中で会社が生き残るためには、優秀な人材を確保することが重要です。人事の持つ意味が改めて重視されつつあります。
そのため、有意義な採用活動を行えるような人事力のある人材は、どんな企業も確保したいと考えています。即戦力となる人材のニーズが今まで以上に高くなっていると言えます。
大企業への転職は豊富で希少な経験が優遇される
大企業の採用では、十分な年数のキャリアのほか、自社にプラスとなるような希少な経験があると優遇されます。ここで言う「希少な経験」としては、同程度の大企業での人事経験や、国際人事の経験などが挙げられます。
中小企業と大企業では、規模の違いによって業務の分担に違いがあります。中小企業ではゼネラリスト的にさまざまな業務をこなす必要があります。他方大企業では人事の業務も内容ごとに分担され、その分専門性の高さが求められます。中小企業では多彩な経験を得られますが、中小から大手への転職を目指す場合は何らかの専門性を身に付けることを意識しましょう。
ベンチャー企業は経験よりも実力重視
ベンチャー企業の場合は、経験よりも実力が重視されます。
ベンチャーは一般的に社内の体制を整備している最中であるケースが多く、採用されたとき自分が初めての人事担当者という場合もあります。そのため日常的な業務と体制作りのいずれもこなす必要があり、業務量も多いのがふつうです。すぐに目の前の課題をこなしていける実力が求められます。大変ではありますが、裁量が大きいなどやりがいもあります。
しかしそういった労働スタイルは向き不向きが大きいため、あらかじめしっかり考えておく必要があります。
未経験者の転職は可能だが難易度は高め
人事の転職は経験や実力が重視される傾向があるため、未経験者が採用されるのは簡単なことではありません。とはいえポテンシャル重視の採用も多くあり、未経験での転職を成功させている人がいるのも事実です。ポイントを押さえて戦略的に転職活動を行うことにより、タイミングさえ合えば転職することができます。
人事への転職を成功させるコツ
次に、人事への転職を成功させるコツについてまとめます。以下の4点が挙げられます。
人事へ転職を成功させるコツ
- 未経験者は資格を取得する
- 複数の転職エージェントに登録する
- 自己分析を徹底して志望動機に力を入れる
- 人事が転職しやすい時期を狙う
どれも人事職を希望するなら誰もが注意すべき点ではありますが、未経験の場合は特に上記のポイントを守る必要があります。1つずつ解説していきます。
未経験者は資格を取得する
未経験でも人事職に就くことはできますが、資格があると有利になります。資格取得の勉強自体が、実務にプラスとなる知識を得るのに役立つほか、意欲を目に見える形にすることもできるためです。
人事の転職に役立つ資格としては、次の3つが挙げられます。
- ビジネスキャリア検定…ビジネスパーソンの実務能力を評価するための資格。人事分野の試験がある
- メンタルヘルス・マネジメント検定…従業員の心のケアに役立つスキルを得られる資格。メンタルヘルス対策に役立つ
- キャリアコンサルタント試験…働く人の悩みに的確なアドバイスを行うための国家資格。人材育成やキャリアプランのサポートに役立つ
複数の転職エージェントに登録する
複数の転職エージェントに登録することで、選択肢を増やすことができます。エージェントによって、強みのある業界・求職者の年齢などに違いがあります。傾向の違う複数のエージェントに登録すると、選択肢を増やすことができます。
転職エージェントには、職種や業種を限定しない「総合タイプ」と限定する「特化タイプ」があります。それぞれにメリットがあるため、両方に登録するのがおすすめです。
自己分析を徹底して志望動機に力を入れる
応募する際には、自己分析を徹底して志望動機をまとめるのに力を入れましょう。まず以下のような切り口で自己分析を行います。
- 転職したい本当の理由(人間関係、給与、キャリアアップなど)
- 人事職を選択する理由
- その会社を選ぶ理由
- 転職先の希望条件
- 経験やスキル
- 自分が強みを発揮できる分野
上記についてまとめ、アピールポイントと就職先のニーズをすり合わせることが重要です。「頑張ります」といった精神論では、企業としては採用するメリットを感じることができません。自分を採用することによって、企業にどんなプラスがあるかを伝えましょう。
人事が転職しやすい時期を狙う
人事が転職しやすい時期を狙うのも成功のためのコツです。人事が転職しやすいのは、人事の閑散期となる7~9月です。人事の繁忙期は採用活動時期と入社直後です。新卒を採用している場合は、3~6月が繁忙期に当たります。閑散期の7~9月には、新しく採用した社員を教育する余裕があります。
また賞与が支給された後に退職届を出す人も一定数おり、そういう人が引継ぎを終えて退職するのも7~9月です。そのため、この時期には欠員補充の求人が出る可能性があります。またこの時期に募集をかけ、冬からの繁忙期に向けて人員を拡充することもあります。
人事に強い転職エージェント9選を徹底紹介!
それでは、人事に強い転職エージェントをご紹介します。
いずれも先述したエージェント選びのポイントをクリアしているエージェントです。どのエージェントも高い評価を受けていますが、その中でもそれぞれに特色があります。自分に合ったエージェントを選びましょう。
それでは1つずつ見ていきましょう。
WARC AGENT
「WARC AGENT」は、ハイクラス層のベンチャー転職に強い転職エージェントです。本格始動が2019年と新しいサービスですが、急成長を遂げているエージェントです。「人材紹介の『負』の解消を目指す、新しい転職エージェント」というビジョンと、コンシェルジュが求職者にとことん寄り添う姿勢によるものだと言えるでしょう。
コンシェルジュはそれぞれの専門領域を持ち、求職者の未来を引き出すために妥協することなく徹底的に最適な支援を行います。扱う案件も成長中のベンチャーが多く、上場済の会社も多く含まれています。
転職後の平均年収が750万円を超えるなど、ハイクラス転職を実現しています。
こんな人におすすめ!
- キャリアアップしつつやりがいのある仕事をしたい人
- 経験豊富なキャリアアドバイザーを求める人
- 上場ベンチャー企業に興味のある人
- 寄り添い型のサポートを求める人
- 役員転職を目指す人
リクルートダイレクトスカウト
「リクルートダイレクトスカウト」は、自分から求人情報を探さなくてもヘッドハンターや企業からスカウトが受けられるサービスです。ハイクラスの求人がメインとなっており、実務経験がありキャリアアップを希望する層に適しています。
企業のスカウトが受けられる場合、企業がプロフィールを見ることができて在籍中の会社にバレるのでは?と不安になるかもしれません。しかしブロック設定をすれば、勤務先にバレることはありません。
人を探している企業や、提携しているヘッドハンター(コンサルタント)からスカウトが届くのが一般的なエージェントにはないサポート・サービスです。自分では想定していなかったような新しい可能性を見つけることができます。
こんな人におすすめ!
- ハイクラス求人を探している人
MS-Japan
「MS-Japan」は、管理部門・士業に特化した転職エージェントです。キャリアアドバイザーは職種に精通しており専門知識があるため、アドバイスが的確だと高い評価を得ています。熱心なアドバイザーが多くサポートが手厚いのも安心材料の1つです。
応募書類作成サポート、面接対策、日程調整、年収・入社日の交渉など基本のサポートも充実しています。非公開求人が90%以上と割合が高いため、希望の条件の求人が見つかる可能性も高いでしょう。
全国に対応していますが、とくに関東・関西・東海の求人を数多く取り扱っています。若手向けの案件からハイクラス求人まで、求人内容が幅広いのも魅力です。
こんな人におすすめ!
- 関東・関西・東海で仕事を探している人
パソナキャリア
パソナキャリアは、ハイクラス向けの転職サイトとして、求人の約半数が「年収800万円以上」であることが特徴です。オリコン顧客満足度調査の「転職エージェント」で4年連続1位を獲得していることもあり、高いマッチング力は利用するメリットでしょう。
専任のコンサルタントが企業への推薦や、面接日程の調整などをサポート。経理職の内定を獲得するまでに、面接対策や年収交渉なども行ってくれる点がおすすめです。
こんな人におすすめ!
- ハイクラス人材として高年収を目指したい人
- 専門性の高い求人が揃い、サポートも充実した転職サイトを探している方
マイナビAGENT
「マイナビAGENT」は、専属のキャリアアドバイザーが職業紹介から内定までサポートしてくれる転職エージェントです。自分で企業を探す必要がありません。
転職サービスとしては後発ですが、求人を集めるのに力を入れており他で見かけない求人もあります。熱心な担当者が多く親身になってサポートしてくれるため、20代で初めて転職するような場合も心強いと言えます。
基本的なサポートも充実しており、書類添削、模擬面接、年収交渉、入社日調整に対応しています。担当者が業界ごとの専任制なので業界知識も豊富です。そのため情報提供やアドバイスにも満足できるでしょう。
こんな人におすすめ!
- 第二新卒や初めての転職など、若い転職希望者
JACリクルートメント
「JACリクルートメント」は、マッチングの精度が高いと評価されている転職エージェントです。他の転職エージェントの場合、企業担当者と求職者の担当が分かれているケースがほとんどです。しかしJACリクルートメントでは、1人の担当者が企業と求職者の両方を担当しています。そのため求職者と企業の情報をタイムリーに把握しており、マッチングの精度が高くなっています。
書類添削、面接対策、面接の日程調整、条件交渉、入社日程調整などにも対応。サポート体制も安定しています。
ハイクラス求人が多く、キャリアの蓄積がある人はキャリアアップを目指すことができます。外資系やグローバル企業への転職に強いのも特徴です。
こんな人におすすめ!
- ハイクラス求人を探している人、外資系を探している人
type転職エージェント
「type転職エージェント」は、首都圏のIT系企業にとくに強みを持つ転職サイトで、キャリアアドバイザーのバックアップを受けることができます。カウンセリングから紹介を受ける方法のほか、気になる求人があったなら担当者に相談する方法もあります。
サポート内容としては、カウンセリング、書類作成のアドバイスと面接対策、面接日程の調整、条件の交渉、円満退社のアドバイスがあります。条件面の交渉や円満退社のアドバイスに対応しており安心です。
IT関連やベンチャー系の人事として働きたい人に適しています。独自案件も多いので、業態やエリアの条件が合うならぜひ登録してみてください。
こんな人におすすめ!
- 首都圏で転職活動をしている人、IT系で働きたい人
エルキャリ
「エルキャリ」は、人事をはじめとした管理部門と士業に特化した転職エージェントです。2019年にスタートしたばかりの新しいサービスです。一般的な事業会社はもちろん士業の求人も扱っているため、士業事務所の人事の求人もあります。また人事系求人の90%は非公開となっており、そういった意味でも他では見ない求人に出会える可能性があります。
サポートも、応募書類作成アドバイス、面接対策、面接日程調整、入社日調整、条件確認と一通り対応しています。
経験の浅い若手OKの案件からハイクラス求人、あるいは大手企業からベンチャー、さらに士業事務所など求人内容のバラエティが幅広いのも特徴です。
こんな人におすすめ!
- 経験が浅い20代
- ハイクラス求人を探している人
人事の転職
「人事の転職」は、人事に特化した転職エージェントです。国内最大のHR情報サイト「日本の人事部」を運営する株式会社HRビジョンが運営しています。人事に精通したキャリアアドバイザーが在籍しており、経験をもとにした提案をしてくれます。
規模は比較的小さめですが、手厚いサポートが受けられる点が高く評価されています。初めのカウンセリングから内定まで、蓄積した知見に基づいたサポートが受けられます。
会社自体が人事の情報提供の大手でありアドバイザーも人事に精通している点、まだ求人数は少ないものの人事に関する職種内のバリエーションが広い点がおすすめできます。
こんな人におすすめ!
- 実務経験のある人
Spring転職エージェント
「Spring転職エージェント」は外資系のアデコによる転職サイトで、各領域に精通したコンサルタントのサポートを受けることができます。求人は外資系やグローバル企業に強みがあります。全国対応ですが、時期によっては求人数が少なくなる地方もあるようです。
提出書類作成、面接のアドバイスのほか、面接の日程調整や採用条件の交渉、入社時期の調整、円満退社のアドバイスなどのサポートを行っています。
コンサルタントが企業と応募者両方を担当するのが特徴で、マッチングの精度が高くなるというメリットがあります。なお2023年4月より「LHH転職エージェント」にブランド統合される予定です。
こんな人におすすめ!
- 親身な対応を希望する人
- 外資系・グローバル企業を希望する人
まとめ
人事の転職は、経験者は有利ですが、未経験でも確率を高めるポイントを押さえれば不可能なことではありません。効率よく求人をチェックして、資格取得や志望動機をまとめることなどに時間を使うことがポイントです。
人事の転職エージェントに加えて、転職サイトを併用するのもおすすめです。管理できる範囲であればチャネルは多い方がよく、違う傾向の求人があり選択肢が増えるからです。
転職サイトなら「SYNCA」がおすすめです。管理部門に特化した転職サイトなので、人事系の求人も多数掲載されています。勤務地や業種も多岐に渡っており、希望の条件に合う求人が見つけやすくなっています。