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法務専門の人材紹介サービスのメリットと選び方|オススメ5選を紹介

シンカキャリア編集部

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更新日:2025/03/19

法務は社内外のトラブルを未然に防ぎ、問題発生時には適切な対処で問題解決に導く役目であり、企業経営を進めるうえで欠かせないポジションです。多くの採用担当者が、専門性に特化した法務業務を任せられる優秀な人材の採用を目指している一方で、「なかなか優秀な法務人材に出会えない」「法務業務をやりたい求職者に出会えない」と悩んでいるのではないでしょうか。本記事では、法務への転職を考えている求職者と効率的に出会う方法についてご紹介します。悩んでいる採用担当者は本記事を参考に、法務人材獲得につなげてください。

目次

法務は、社内外のトラブルを未然に防いだり、問題発生時には適切な対処で問題解決に導く役目であり、企業経営を進めるうえで欠かせないポジションです。

多くの採用担当者が、専門性に特化した法務業務を任せられる優秀な人材の採用を目指している一方で、「なかなか優秀な法務人材に出会えない」「法務業務をやりたい求職者に出会えない」と悩んでいるのではないでしょうか。

本記事では、法務への転職を考えている求職者と効率的に出会う方法についてご紹介します。採用活動で母集団形成に悩んでいる採用担当者は本記事を参考に、法務人材獲得につなげてください。

法務専門の人材紹介サービスを利用する3つのメリット

法務人材を効率的に採用するには、人材紹介サービスを利用するのがオススメです。

人材紹介サービスには、総合型と専門性特化型の2種類があります。法務の業務は、専門的な知識やスキルが必要になるため、専門性特化型人材紹介サービスを利用するようにしましょう。以下では人材紹介サービス利用メリットをご紹介します。参考にしてみてください。

メリット1:人材確保までの期間を短くできる

一般的に、企業が採用活動をはじめると、求人作成をしてから応募が来るまで1か月以上は必要だといわれています。しかし、人材紹介サービスを利用すれば、求人公開から1週間以内に、人材紹介会社から求職者の紹介があるので、スピーディーに採用活動を進められます。

求人掲載には、取材や求人原稿作成、内容確認といった工程が発生します。そのため準備時間が長く、求職者に出会うまでに時間がかかります。また、いざ求人掲載をしても、自社が求める人材とは異なる求職者からの応募も多々あるでしょう。そのため、なかなか求める人材に出会えず、採用スピードが遅くなってしまいます。

しかし、人材紹介サービスを利用すれば、自社が求める人材を豊富なデータベースの中から瞬時に人材紹介会社が見つけ出し紹介してくれるので、効率的に採用活動を進められます。自社が求める人材とミスマッチな場合、人材紹介会社のほうで先にスクリーニングをしてくれるので、応募を受けることなく求める人材のみと出会いながら採用活動を進められるというメリットがあります。

メリット2:非公開の求人募集を利用できる

人材紹介サービスでは、非公開求人として一般に公開せず求人を掲載できます。

企業によっては、新規プロジェクトや事業立ち上げなど外部には知られたくない情報があると思います。また、管理職ポジションの募集など社内に秘密にしながら採用活動を行いたいポジションもあります。

そういった際に人材紹介サービスを利用すれば非公開求人として掲載をしてくれます。そのため、人材紹介サービスに登録をしている求職者のみがその求人を閲覧でき、社内外に内緒にしながら採用活動をすすめられます。

外部に余計な情報を出さずに、効率的に採用活動を進められるという点で、企業の採用活動にメリットがあるといえます。

メリット3:人事・採用担当者の負担を削減できる

人材紹介サービスを利用するメリットとして、採用担当者の業務負担を軽減できる点があります。

自社で求人を出す場合、採用活動の打ち合わせから決まった要項を求人票に落とし込む求人作成から、求人にきた問合せ対応、応募者との面接日程の調整など、一貫した採用業務を採用担当者は行います。

選考に時間を割きたい反面、それ以外の業務に時間がかかりなかなかスムーズに採用活動を進められないと悩んでいる企業担当者が多いです。

しかし、人材紹介サービスを利用すれば、人材紹介会社に自社が求める人物像と採用要件を伝えておけば、条件に合う求職者を紹介してくれます。そのため、自社で母集団形成する手間が省けます。また、求職者とのやり取りは人材紹介会社が行ってくれるため、これまで採用担当者にかかっていた業務工数を大幅に削減でき、採用担当者は施工に集中できるようになります。

法務専門の人材紹介サービスを選ぶポイント

人材紹介会社はたくさんありますが、それぞれ特徴や強みが異なります。

法務専門の人材紹介会社も、同じ専門ではありますが扱う求人地域や登録者のレベル感が異なるため、以下で紹介する人材紹介サービスを選ぶ際のポイントを理解し、自社に合う人材紹介サービスを探してみてください。

全国対応と地域密着

人材紹介会社によって、扱っている地域が異なります。

一般的には、全国型と地域密着型の2種類があります。全国型は、全国各地に支社があるためより多くの求職者と出会いたいという企業にオススメです。都内から地方人材の採用や、関西や九州など離れた地域の人材を採用できる可能性もあります。

一方で、地域密着型は自社環境にマッチする人材や、近隣に住んでいる人材を探している企業にオススメです。地域の習慣や自社環境に合致する人材、長期的に働いてくれる人材を見つけたいという場合は、近隣で人材を探すほうが効率的に採用活動をすすめることができます。

どうしても人材は大都市に偏ってしまう傾向があります。そのため、地方にある企業は全国型であっても、なかなかマッチングができない可能性があったり、地域型は母数が少なくなかなか自社が求める人材に出会えない可能性もあります。

総合タイプと専門タイプ

人材紹介会社には、2種類あります。

1つ目は、幅広い業界・職種の求人を取り扱う総合タイプです。総合タイプの特徴は、登録者が多く扱う職種の幅も広いため、多くの職種の求人を同時掲載・採用できるという点です。広く多く人材を採用したい企業にオススメです。

2つ目は、特定の業界や業種に特化した専門タイプです。専門タイプでは、専門特化型の人材紹介であり、専門的な知識を持っている人や能力が高い人材が多いです。ただし、全体的に登録者の数は少ないので、人材を絞り質の高い人材を採用したいという企業にオススメです。

法務人材を採用したい場合は、専門タイプの人材紹介会社を利用することで、効率的に質の高い人材に出会えるので、利用を検討してみてください。

人材紹介会社の規模

人材紹介会社は、大手から中小までさまざまな規模の会社があります。

規模が大きい大手では、人材紹介実績が豊富で登録している求職者の数も多いです。一方で、中小など大手に比べると比較的規模が小さい人材紹介会社は、丁寧なコンサルティングが期待できたり、求職者との密なコミュニケーションを取ってくれるという魅力があります。

登録者が豊富で、多種多様な採用に対応できる大手の場合、扱う求人が多いため自社の求人が埋もれてしまう可能性があります。また、中小だと専門性に特化した人材が多い反面人材数は少ないため、自社が求める人材に出会うまでに少し時間がかかる可能性があります。

どちらもメリット・デメリットがあるので、自社の採用に合ったタイプを選ぶようにしてください。

登録型とサーチ型

一般的に人材紹介のほとんどが、登録型の人材紹介サービスですが、中にはサーチ型の人材紹介サービスを提供している人材紹介会社もあります。

サーチ型とは、主にヘッドハンティングなどを行いたい企業が人材紹介会社に依頼をし、データベース以外から希望にあう人材を見つけ出し紹介をしてくれるサービスです。サーチ型は、初期費用が発生するパターンが多い且つ、どの人材紹介会社を利用するかで採用の成否が大きく左右されるため、慎重に企業選びをするようにしてください。

法務人材を採用する場合、自社を担当するコンサルタントが自社やその業界についてどれだけ深く理解しているかも重要なポイントとなります。

登録型は、成功報酬型なので入社まで費用が掛からない点や、データベースから求職者を見つけてくる点で大きなリスクはありません。ですが、よりハイレベルな人材確保を考えているならばサーチ型の利用も検討してみてください。

担当営業者の対応

人材紹介会社の担当営業は、自社の求人票を他社と差別化しながら魅力的なものを作成する役目や、内容を求職者担当のキャリアコンサルタントに伝えるという重要な役目があります。

そのため、人材紹介会社の担当営業がどれだけ熱心に自社の採用活動に取り組んでくれるかが重要です。自社の社風、魅力、求人内容を正しく理解しているか、担当営業の取り組みは十分注意するようにしましょう。また、関係構築を行うことで、非公開求人の依頼や急な人材募集がしやすくなります。そのため、事前に担当営業とは定期的にコミュニケーションを取り、良好な関係を築くようにしてください。

仮に、担当営業の連絡が遅かったり、業務が遅い場合は、自社の採用活動に大きな影響を及ぼす可能性があるため、担当営業の対応はよく確認するようにしましょう。

法務専門の採用にオススメの人材紹介サービス5選

法務人材を採用する際は、人材紹介会社を利用すれば効率的に採用活動を行えます。

以下では、法務人材を採用する際にオススメの人材紹介サービスを紹介します。人材紹介サービス利用を検討する際に、参考にしてみてください。

WARC AGENT

WARC AGENTは、ハイクラス人材紹介に強い人材紹介会社で、法務経験者の採用を考えている企業にはオススメの人材紹介サービスです。総合型の転職エージェントでありながら、専門スキルが強い求職者の登録が多いため、幅広い人材の中から自社に合う人材を見つけ出せます。

また、WARC AGENTの特徴としてハイクラス人材の紹介に強いという魅力があるため、マネジメントやリーダーなど責任あるポジションを採用したい企業にはオススメの人材紹介サービスです。

登録企業には、急成長中のベンチャー企業が多く、ベンチャー企業や事業拡大を目指している企業の方は、利用を検討してみてください。

NO-LIMIT

NO-LIMITは、弁護士・インハウス・法務に特化した人材紹介サービスです。

NO-LIMITを運営しているカブシキ会社アシロの在籍社員のほとんどは、もともと弁護士業界で集客支援を行っていた経験があり、業界に精通しているという点が特徴です。そのため、法律事務所をはじめ業界の内情や今後市場についてしっかりと理解をしたうえで、企業に対しての提案や求職者へのヒアリングを行っています。

扱っている求人の年収幅は600万〜2000万円と幅広く、ハイレベルの求職者と出会うことが可能です。

登録している求職者の中には、法律事務所での一般民事・家事事件を扱った経験者や企業法務の案件経験者など幅広い経験の求職者がいるため、自社が求める人材に合わせた紹介をかなえてくれます。

リーガルフロンティア21

リーガルフロンティア21は、幅広いサービスを通して法律事務所・企業の法務部をサポートをしている会社です。また、法律トラブルの早期解決を手助けすることでも、知名度が高く、信頼されている会社といっても過言ではありません。

リーガルフロンティア21では、法律事務所と企業の法務部に特化した人材紹介サービスを提供しています。法律事務所に対しては弁護士や司法書士、パラリーガルをはじめとする人材を紹介し、企業に対してはインハウスローヤーや法務人材をはじめとする専門性に特化した人材を数多く紹介した実績を持っています。

リーガルフロンティア21では、担当コンサルタントとの定期的な打ち合わせから自社の状況を共有しておくと、採用の目的や社内状況に合わせ、人材派遣や紹介予定派遣、人材紹介などサポート形態を柔軟に変えられる点が魅力的な点として挙げられます。

More-Selections

More-Selectionsは、法務職に特化した人材紹介事業を展開している法務特化型転職情報サイトLegalMapCAREERを運営している会社です。

法務部、コンプライアンス部、知的財産部などの設立・強化に最適な人材を紹介しているため、法務人材を探している企業にオススメの人材紹介会社です。

More-Selectionsの魅力は、質の高いサービスです。在籍しているコンサルタントのほとんどが、法務実務経験があるため、現場の理解度が高く、よりリアルな業務の魅力ややりがいを求職者に伝えてくれます。また、自社の業務内容への理解が早く、効率的且つ深くコミュニケーションを取れるため、自社の魅力を伝えやすいです。

法務人材紹介の実績は10年以上あるため、信頼できる企業です。

BEET AGENT

BEET AGENTは、法務・コンプライアンス・管理部門に特化した人材紹介サービスです。

求職者の面談を担当するコンサルタントは、管理部門に深い知識を有するコンサルタントばかりで、求職者に対する的確な転職サポートを実施しています。また、担当コンサルタントは企業担当も担う「両手型」での支援のため、自社の担当コンサルタントが直接求職者にアピールでき、コミュニケーションのずれを防げます。

登録している企業のほとんどが、IPO準備中企業。法務の重要性を理解している企業求人が多いことから、働きがいやワークライフバランスなどにちゃんと向き合う企業のみを紹介していると求職者から評価が高いのが特徴です。

人材紹介会社の特徴を理解し選定を

人材紹介会社を選ぶには、各社の特徴を把握し、自社の目的やニーズに合った会社を見つけることが大切です。

WARC AGENTでは、ハイクラス人材の紹介を強みとしているため、即戦力を採用したい企業にオススメの人材紹介サービスです。ベンチャー企業役員経験者や外資系コンサルティング企業出身者、監査法人出身者など多様なキャリアのコンサルタントが在籍しているため、自社に寄り添った提案をしながら採用活動をサポートしてくれます。

法務人材を採用したい方は、WARC AGENTを利用して優秀な法務人材獲得へつなげてみてください。

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