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ISTP(巨匠型)の性格特徴と適職は?実践的なアプローチで成功する仕事選びのコツ|MBTI

シンカキャリア編集部

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更新日:2024/09/14

ISTP(巨匠型)は独立心が強く、自由に行動することを好む性格です。また、手先の器用さと論理的な思考を持っているため、高いスキルが求められる仕事や専門的な知識が求められる仕事に向いています。本記事では、ISTP(巨匠型)の性格特徴と適職について解説します。また、仕事選びで成功するための実践的なアプローチについても紹介しますので、転職を考えているISTP(巨匠型)の方は、ぜひ参考にしてください。

目次

ISTP(巨匠型)は独立心が強く、自由に行動することを好む性格です。また、手先の器用さと論理的な思考を持っているため、高いスキルが求められる仕事や専門的な知識が求められる仕事に向いています。

本記事では、ISTP(巨匠型)の性格特徴と適職について解説します。また、仕事選びで成功するための実践的なアプローチについても紹介しますので、転職を考えているISTP(巨匠型)の方は、ぜひ参考にしてください。

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ISTP(巨匠型)の基本的な性格3選

ISTP(巨匠型)は、好奇心旺盛でありながら、冷静沈着で寡黙な性格です。転職で成功するためには、まず基本的な性格を知ることが重要です。

ここからは、ISTP(巨匠型)の基本的な性格について解説します。

分析力に優れ、問題解決が得意

冷静かつ客観的に物事を捉えるISTP(巨匠型)は、集めた情報の分析力に優れ、論理的・現実的な観点から問題解決に導くことが得意です。「効率的な目標達成のためにどうすればいいか?」「回避するべきリスクは何なのか?」を見極める能力に長けています。

また、複雑な問題や状況に対しても冷静に対処し、最適な解決策を見つけることができます。

現実的で実践的なアプローチを重視する

ISTP(巨匠型)は現実的で、実践的なアプローチを重視します。すなわち、理論よりも実際の経験から得た知識を活用し、問題を解決することに喜びを感じるのです。

たとえば、機械の修理やプログラムのバグ修正などをする際、マニュアルを読むだけでなく、実際に機械を分解したり、バグの再現をして原因を探り、修理やバグ修正を行います。

現実的で実践的なアプローチにより、ISTP(巨匠型)の実力を発揮し、仕事での評価につながります。

独立心が強く、自由に行動するのが好き

ISTP(巨匠型)は独立心が強く、自由に行動することを好み、大人数で群れることを嫌う一匹オオカミタイプです。

周りに合わせることはなく、独特な世界観を持っており、常にマイペースです。たとえば、自分のペースで仕事を進めるのが得意で、他者に縛られることなく自分の判断で行動することに満足感を感じます。感情に流されない冷静な性格のため、第一印象では「冷たい人」と思われることも少なくありません。

しかし、ISTP(巨匠型)の持つ独立心が、柔軟な思考や実践的なスキルと相まって、高いパフォーマンスにつながります。

ISTP(巨匠型)の特徴

ISTP(巨匠型)は、現実的で合理的な思考を持ち、実践的な活動に集中するタイプです。好奇心が旺盛で、物事の仕組みや原理を理解することに興味を持っています。

また、柔軟性があり、適応能力が高いのも特徴です。独立心が強く、自由な環境を好む一方、感情的な面にはあまり重きを置かず、論理的かつ冷静に物事を進める傾向があります。

問題解決においては、直感的かつ実践的なアプローチで状況を素早く把握し、論理的な分析を通して効率的な解決策を見つける能力に優れています。

I・S・T・Pそれぞれの意味

I・S・T・Pのアルファベットは、興味の方向性、情報の処理方法、判断基準、物事の進め方の4つの指標を表しています。具体的には以下の通りです。

I:内向型(Introversion)

人での作業や内省を好み、エネルギーを内側から得る

タイプ

S:感覚型(Sensing)

具体的な事実や現実に基づいて物事を捉え、五感で情報を収集するタイプ

T:思考型(Thinking)

論理的で客観的な判断を重視し、感情よりも事実に基づいた決定を下すタイプ

P:知覚型(Perceiving)

柔軟性があり、状況に応じて計画を変更し、新しい情報に適応することが得意なタイプ

ISTP-TとISTP-Aの違いは?

MBTIの各性格タイプは、同じ性格でも「T」と「A」に分類され、Tは慎重型、Aは自己主張型で、考え方や価値観が異なります。ISTP(巨匠型)の基本的な性格は、好奇心旺盛でありながら、冷静沈着で寡黙な性格で「THE一匹オオカミ」と言われることもあります。

ISTP-Tは、観察力があり、物事を慎重に考える一方、ネガティブ思考で緊張しやすいのが特徴です。

一方、ISTP-Aは、ポジティブ思考でストレス耐性がありますが、飽きっぽく楽観的で鈍感な性格と言えます。

ISTP(巨匠型)の長所

ISTP(巨匠型)の長所を知ることで、適職を知るきっかけになり、転職の際にはアピールポイントとして活用できます。ここからは、ISTP(巨匠型)の長所について見ていきましょう。

手先が器用で、実際の作業が得意

ISTP(巨匠型)は手先が器用な職人気質で、実際の作業での高いスキルを持っています。なかでも、物理的な環境での操作や修理作業が特に得意です。たとえば、何かを修理する際にはマニュアルを見て原因を突き止めるのではなく、実際に修理したり解析をして原因を突き止めます。

また、探究心も強いため、興味や関心のあることには、黙々と取り組みます。ISTP(巨匠型)は問題を自分の手で解決することに喜びを見出し、その結果、満足感を得ることが多いです。

状況に応じて柔軟に対応する能力が高い

ISTP(巨匠型)は、予測不可能な状況や突然の変化に対して、柔軟に対応する能力が高いことが長所です。新しい環境や突発的な問題に直面したときでも、冷静に状況を分析し、迅速かつ効果的に行動できます。

ISTP(巨匠型)がもつ適応力は、職場や日常生活において有利になると言えます。特に、緊急時やストレスがかかる状況でも冷静さを保ち、最適な解決策を導き出すことができるため、周囲から高い信頼を得ることが多いです。また、ENTP(討論者型)がいることで、万が一の時でも頼りになると思われる存在でもあります。

冷静で合理的な判断を下す

ISTP(巨匠型)の長所は、感情に左右されず、物事を冷静で合理的に判断する能力に優れていることです。事実やデータに基づいて問題を分析し、最も合理的な解決策を見出します。

冷静で合理的な判断を下す能力は、特にビジネスや技術的な分野での意思決定において大きな力を発揮します。ISTP(巨匠型)は、感情に流されず、現実的なアプローチを取ることで、信頼性の高い結果を導き出すことができるため、多くの場面で頼りにされる存在です。

 ISTP(巨匠型)の短所

ISTP(巨匠型)は多くの長所がある一方、短所もあります。転職を成功させるためには、短所を理解し、ISTP(巨匠型)の持つ課題に対処することも重要です。ここからはISTP(巨匠型)の短所について見ていきましょう。

人間関係を築くのが苦手

ISTP(巨匠型)は、自由や独立性を重んじる性格で、人間関係を築くことに対してあまり積極的でない傾向があります。また、自分の感情を相手に伝えることが苦手なため、深い人間関係を築くのに時間がかかる場合があります。

とくに、感情的なサポートが求められる状況や社交的な場面では、他者とのコミュニケーションがぎこちなくなり、誤解を招いてしまうこともあるのです。ISTP(巨匠型)が人間関係を築くのが苦手な短所を補うためには、意識的に感情や思いを共有する努力が求められます。

長期的な視点で物事を見るのが苦手

ISTP(巨匠型)は、目の前の問題に対して迅速に対応する力に優れていますが、長期的な視点で物事を見るのが苦手な短所があります。すぐに結果を出そうとする傾向があり、将来のリスクや利益を十分に考慮しないまま行動に移すことも少なくありません。長期的なプロジェクトや持続的な成長が必要な場面では、計画の不備や目標達成が難しくなる可能性があります。

ISTP(巨匠型)が仕事の上で成功するためには、長期的な視野を持ち、計画的に行動するスキルを磨くことが重要です。

組織のルールや規則に従うのが苦手

ISTP(巨匠型)は、自由を重視する性格から、組織のルールや規則に従うのが苦手です。自分のペースで物事を進めることを好み、既存の規則や手続きに束縛されることに反発を感じることがあります。そのため、規律やルールが厳しい環境では、ストレスを感じやすく、パフォーマンスが低下することがあるのです。

ISTP(巨匠型)が組織内で効果的に働くためには、規則を受け入れつつも、自分のクリエイティブな一面を発揮できる方法を見つけることがカギとなります。

ISTP(巨匠型)の日本人における割合

ISTP(巨匠型)の日本人における割合は、2.87%で、16タイプの中では14番目に多いタイプです。また、各性格のT型とA型の32タイプで見た場合の割合は、ISTP-Tが 1.54%で28位、ISTP-Aが 1.33%で29位です。(※1)

ISTP(巨匠型)はT型もA型も日本人における割合にあまり差がありません。また、16タイプ中14位と、日本人の中では珍しいタイプです。周りに流されることなく、わが道を淡々と進む一匹オオカミタイプなので、とても珍しい性格タイプと言えます。

(※1)参考:ISTP(巨匠型)の性格タイプを徹底解説!特徴・あるある・相性・芸能人 | Spicomi

ISTP(巨匠型)との相性が良い人・悪い人は?

MITBの16タイプの性格は、それぞれに異なる長所や短所があり、特定の性格タイプとは相性が良い場合も悪い場合もあります。ここではISTP(巨匠型)との相性が良いタイプと悪いタイプについて紹介します。

「ISTP(巨匠型)」と相性が良いのは「ENFP(広報運動家型)」

ISTP(巨匠型)とENFP(広報運動家型)は、お互いの長所を補完し合う関係です。ISTP(巨匠型)の実践的で冷静な性格は、ENFP(広報運動家型)の創造的で情熱的な性格をサポートし、理想と現実のバランスが上手く取れるようにします。

一方、ENFP(広報運動家型)はISTP(巨匠型)に対し、新しいアイデアや冒険心をもたらし、感情表現を豊かにすることで、ISTP(巨匠型)が苦手とする感情面でのサポートをします。学び合うことで、成長できる関係を築けるため、お互いに刺激を与え合う相性の良い関係です。

「ISTP(巨匠型)」と相性が悪いのは「ENFJ(主人公型)」

ISTP(巨匠型)とENFP(広報運動家型)は、互いの違いが強調されやすく、相性が悪いことが多いです。ISTP(巨匠型)は冷静で実務的なアプローチを好み、感情表現や人間関係をあまり得意としません。一方、ENFJは感情的なつながりや、人間関係をとても重視し、他者との共感を求める性格です。そのため、一緒にいると、両者の間に摩擦が生じることがあります。

また、ISTP(巨匠型)の独立性を重んじる姿勢と、ENFP(広報運動家型)の人を導きたいという欲求が衝突してしまい、お互いにストレスを感じる可能性もあります。

▼ISTP(巨匠型)のほかのタイプとの相性を知りたい人はこちら

ISTP(巨匠型)に最適な相性タイプとは?実践的なパートナーを見つける方法|MBTI

ISTP(巨匠型)に向いている仕事

  • エンジニア
  • 整備士
  • フリーランス

ISTP(巨匠型)は、手先の器用さと論理的な思考が長所のため、高いスキルが求められる「技術職」や専門的な知識が求められる仕事に向いています。機械やツールを使った作業や、作業を通じて結果を出すことを得意とするため「エンジニア」「整備士」「大工」などの技術職で特に力を発揮できるのです。

また、独立性が重視される環境や、ルールに縛られずに自分のペースで働ける仕事を好むため、フリーランスや自営業も適しています。冷静で論理的な判断が求められ、目に見える結果が出せる仕事にやりがいを感じます。

ISTP(巨匠型)に向いていない仕事

  • 販売員
  • カウンセラー
  • 事務職

ISTP(巨匠型)は、独立性と実践的なスキルを重視するため、長時間デスクワークを伴う「事務職」や、細かいルールに厳格に従う必要がある仕事は向いていません。また、感情表現が得意ではないため、コミュニケーション力や感情的なサポートが求められる「販売員」「カウンセラー」などの仕事も苦手です。

さらに、過度に社交的な環境や、厳密なスケジュール管理が必要な仕事も、柔軟なスタイルを好むISTP(巨匠型)に合わないことが多いと言えます。

▼ISTP(巨匠型)の仕事について詳しく知りたい方はこちら

ISTP(巨匠型)に最適な仕事とは?おすすめの職業9選とキャリア選びのポイント|MBTI

ISTP(巨匠型)の仕事でのパフォーマンス

ISTP(巨匠型)は、実践的なスキルと冷静な判断力を活かし、職場で優れたパフォーマンスを発揮します。特に、独立して作業できる環境や、変化の多いプロジェクトでその能力を発揮します。ここからは、ISTP(巨匠型)の仕事でのパフォーマンスについて解説します。

ISTP(巨匠型)の職場での強み

ISTP(巨匠型)は、問題解決力に優れ、状況に応じて迅速かつ効率的に行動することができます。複雑な問題をシンプルに解決し、実務的なアプローチでタスクを遂行することが得意です。

また、機械やツールの操作にも長けていて、技術的なスキルを駆使して、高品質な成果をあげます。プレッシャーがかかる状況でも冷静さを保ち、論理的な判断を下せる能力は、ISTP(巨匠型)の職場での強みと言えます。

ISTP(巨匠型)の職場での改善点

ISTP(巨匠型)は、独立性を重視するあまり、チームワークやコミュニケーションが不足しがちです。また、長期的な計画を立てるのが苦手で、目の前のタスクに集中しすぎることがあります。感情面でのサポートや他者との協力が必要な場面では、柔軟性に欠けることがあり、ISTP(巨匠型)の職場での成長を妨げる可能性もあるのです。

ISTP(巨匠型)が職場でキャリアを築くには、他者とのコミュニケーションを意識的に強化し、長期的な視野を持つ努力が求められます。

ISTP(巨匠型)の転職のアドバイス5選

ISTPにとって、転職は自分のスキルや価値観に合った職場を見つける重要なステップです。ここでは、ISTPが転職時に考慮すべき5つのアドバイスを紹介します。

実践的なスキルを活かせる職場を選ぶ

ISTP(巨匠型)は、実践的なスキルや問題解決能力を活かせる仕事で力を発揮します。技術職やクリエイティブな分野で、手を動かして結果を出すことに満足感を得られる職場が最適です。

また、ISTP(巨匠型)のスキルセットが評価され、現場で直接的に活かせる環境を選ぶことも、キャリア形成につながります。ISTP(巨匠型)の能力を発揮できる、具体的な役割が明確な職場を選ぶことで、転職成功のチャンスが大きく広がります。

自由度が高く、独立して働ける職場を選ぶ

ISTP(巨匠型)は、独立して働く自由を求める傾向があります。一人で黙々と作業することを好み、他者から干渉されることを嫌います。そのため、管理が厳しい環境や、細かなルールがある仕事、ルーティンワークなどは向いていません。

一方で、自分のペースで仕事を進められる職場や、独立性が重視される環境を選ぶと、モチベーションを維持して働けます。フリーランスやプロジェクトベースの仕事も、ISTP(巨匠型)の柔軟な働き方に適していると言えます。

自分の価値観に合った企業文化を見つける

ISTP(巨匠型)は、個々の価値観や仕事に対する姿勢が、企業文化と一致することを重視します。型にはまらない思考や、実践的なアプローチを支持する企業は、ISTP(巨匠型)にとって理想的な環境と言えます。リサーチや面接を通じて、企業の価値観や働き方が自分に合っているかを確認することが重要です。

自分の価値観と一致する環境で働くことで、仕事に対するモチベーションが高まり、長期的なキャリア形成にもつながります。

多様な経験を積み、スキルを磨く

ISTP(巨匠型)は、実践を通じてスキルを磨くことに価値を見出します。そのため、多様な経験を積める職場や、新しいチャレンジが常に待っている環境で働くのがおすすめです。

新しい技術やツールを学び続けることで、自分のスキルセットを高め、キャリアの幅を広げることができます。さらに、多様な経験を積み、スキルを磨くことで、ISTP(巨匠型)は柔軟で適応力のあるプロフェッショナルへと成長できます。

変化を楽しみ、柔軟に対応できる仕事を選ぶ

ISTP(巨匠型)は、変化の多い環境で、柔軟に対応する能力を持っているのが強みです。ルーティン化された仕事よりも、常に新しい課題が待っているような職場が向いています。

変化を楽しみ、臨機応変に対応できるスキルを持つISTP(巨匠型)は、技術職やプロジェクト管理など、変化が求められる環境で特に力を発揮します。自分が挑戦できる環境を選ぶことで、仕事のモチベーションを高く保つことができます。

 ISTP(巨匠型)の特徴を理解して、より良いキャリアを築こう

ISTP(巨匠型)が転職を成功させるには、自分の強みと弱みを知ることが重要です。好奇心が旺盛でありながら、物静かで寡黙な性格は、プラスにもマイナスにも働きます。

手先の器用さと論理的な思考が活かせる仕事や、専門的な知識を求められる仕事でなどに就くと、実力を発揮できるのでおすすめです。また、自分にあった環境で働くことがキャリア形成にもつながります。

ISTP(巨匠型)強みを強化し、弱みを補う努力をして、より良いキャリアを築きましょう!

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