目次
MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)におけるINFP(仲介者型)は、共感力が高く、人の良いところを見ようとする性格です。また、独創的な発想を持つ芸術家肌の理想主義者で、日本人には比較的多いタイプになります。
この記事では、INFP(仲介者型)の基本的な性格や、他の性格タイプとの相性を解説していきます。この記事を参考にINFP(仲介者型)の性格を把握して、共感力の高いパートナーを見つけてください。
INFP(仲介者型) の基本的な性格特徴
INFP(仲介者型)は自分の価値観を追い求める理想主義者です。また、自分よりも他人を尊重する優しい性格の持ち主なので、老若男女を問わず、誰からも好かれます。
ここでは、INFP(仲介者型)の性格と特徴を解説していきます。
理想主義的で深い共感力を持つ
INFP(仲介者型)は理想主義的な面を持ち、自分の理想や夢を実現するために努力するタイプです。固定概念にとらわれず、自由な発想で物事を考えられる能力に優れており、リスクや困難があっても、前向きに立ち向かっていくことができます。
自分の理想を追い求めるタイプですが、人の話を聞くことが上手なので、人の感情を敏感に読み取ることができ、コミュニケーション力も高いです。
また、他人の喜びや悲しみを自分のことのように受け止める、深い共感力を持っています。
内向的で自己反省的
理想主義者であるINFP(仲介者型)は、一見社交的に見えますが、実は内向的な性格です。大勢でいるよりも一人で過ごすことを好み、他人に干渉されることを苦手としています。そのため、ひとりの時間が取れないとストレスを感じることも多いです。
また、理想主義者であるがゆえに志が高く、自己反省しがちな性格です。自分の理想や目標に届かないと、必要以上に自己批判して落ち込んでしまうことがあります。また、自分の理想や価値観を他人に否定されることにも敏感です。
創造的で想像力豊か
INFP(仲介者型)は優れたクリエイティビティとイマジネーションに富んでいるタイプです。
さまざまな視点から物事を見ることができ、想像力が豊かなので、既存の考え方にとらわれることなく、自由な発想で物事を考えられます。独自性のある斬新なアイデアを生み出せる創造的な感性を持っているのが大きな特徴です。
▼INFP(仲介者型)について詳しく知りたい方はこちら
INFP(仲介者型)の性格特徴と適職は?共感力を活かしたキャリア選びのコツ|MBTI
▼INFP(仲介者型)の仕事について詳しく知りたい方はこちら
INFP(仲介者型)に最適な仕事とは?おすすめの職業9選とキャリア選びのポイント|MBTI
INFP(仲介者型)と各MBTIの相性一覧
性格タイプ | 相性 |
---|---|
INTJ(建築家型) | ☆☆☆ |
INTP(論理学者型) | ☆☆☆ |
ENTJ(指揮官型) | ☆☆☆ |
ENTP(討論者型) | ☆☆☆ |
INFJ(提唱者型) | ☆☆ |
INFP(仲介者型) | ☆☆☆☆ |
ENFJ(主人公型) | ☆☆☆☆ |
ENFP(広報運動家型) | ☆☆ |
ISTJ(管理者型) | ☆☆☆☆ |
ISFJ(擁護者型) | ☆☆☆ |
ESTJ(幹部型) | ☆ |
ESFJ(領事官型) | ☆☆☆ |
ISTP(巨匠型) | ☆☆☆ |
ISFP(冒険家型) | ☆☆☆☆ |
ESTP(起業家型) | ☆☆☆☆☆ |
ESFP(エンターテイナー型) | ☆☆☆☆ |
INFP(仲介者型)と最高の相性はESTP(起業家型)
INFP(仲介者型)と一番相性のいいタイプは、ESTP(起業家型)です。ESTP(起業家型)はポジティブ思考の現実主義者であり、とても社交的な性格をしています。
ESTP(起業家型)は、他人のために行動したり、人の意見に耳を傾けたりすることができるINFP(仲介者型)を尊敬しています。また、INFP(仲介者型)もエネルギッシュで前向きなESTP(起業家型)を信頼しているので、最高の関係性です。
ESTP(起業家型)と仕事の相性
INFP(仲介者型)は綿密に計画を立ててから仕事を進めていくのに対し、ESTP(起業家型)は計画をすぐに実行するのが得意です。
したがって、お互いに得意な分野を分担することで仕事の進め方がうまくマッチして、それぞれの能力を発揮することができます。
また、INFP(仲介者型)もESTP(起業家型)も仕事に対するセンスが優れているので、ビジネスにおいては最強のパートナーです。
INFP(仲介者型)と相性が良いタイプ
優しい性格のINFP(仲介者型)は、自分よりも他人を尊重する性格で、自分のことを後回しにしても他人のために動いてあげることができるタイプです。その性格のおかげで大勢の人から好かれます。
中でも相性が良いのは下記の5タイプです。
INFP(仲介者型)
INFP(仲介者型)同士は価値観や思考回路がとても似ており、無理なく意思の疎通ができるので、相性が良いです。
同じ性格なので、あえて言葉で伝えなくても自然にわかりあうことができ、お互いに付き合いやすいと感じます。INFP(仲介者型)は他人を尊重するタイプなので、大きなトラブルになることはほとんどなく、楽しくお付き合いができる関係性です。
INFP(仲介者型)と仕事の相性
INFP(仲介者型)同士は相性がいいので、仕事でも相性が良いかというと、実はそうでもありません。
INFP(仲介者型)はセンスに優れているため、お互いのアイデアがぶつかり合ってうまくかみ合わなくなることがあり、仕事のクオリティが落ちてしまうこともあります。
同じ価値観を持っているがゆえに、問題に直面した時に違う発想が出てこず、共倒れになるケースもありますので、一緒に仕事をする時には別の考え方を持つ、第三者を含めるとよいでしょう。
ENFJ(主人公型)
高いリーダーシップとカリスマ性を持っているENFJ(主人公型)は、INFP(仲介者型)と相性が良いタイプです。ENFJ(主人公型)はなにごとにも情熱的であり、その真摯な姿がまわりの人たちを惹きつけ、いつの間にか中心人物になってしまいます。
また、自分のことだけを優先せずに、他人のために行動できる利他的な性格なので、周囲と協力したり、助け合ったりすることも得意です。
ENFJ(主人公型)と仕事の相性
ENFJ(主人公型)もINFP(仲介者型)も、他人のために行動できる利他的な性格という点が一致しています。相性がいいので、おたがいの考え方を尊重し、理解して、理想に向かって仕事ができる関係を築くことが可能です。
INFP(仲介者型)はまわりの意見を気にするがあまり、自分の思った通りに仕事が進まないケースに直面することもあります。ですが、ENFJ(主人公型)はINFP(仲介者型)を否定せずに受け止めてくれる性格なので、自分が思ったように仕事に取り組める、良い相性です。
ISTJ(管理者型)
ISTJ(管理者型)は真面目で頼りになる性格であり、綿密な計画を立て、効率を重視して行動します。また、正義感が強く、ルールや規則を遵守するのが大きな特徴です。
INFP(仲介者型)は感受性が豊かで、ISTJ(管理者型)は感情よりも論理を重視。一見相性が合わないようにも見えますが、異なる性格だからこそお互いの足りない部分を補完する関係を構築できます。
ISTJ(管理者型)と仕事の相性
INFP(仲介者型)とISTJ(管理者型)の仕事の相性は、INFP(仲介者型)のクリエイティブなアイデアをISTJ(管理者型)が現実的な形にまとめて実現していくことで、仕事がうまく回る良好な関係です。
感情を優先するINFP(仲介者型)と理論派のISTJ(管理者型)は正反対の性格に見えますが、ISTJ(管理者型)がINFP(仲介者型)にアドバイスしたりマネージメントする関係性を保つことで、よりよい関係が築けます。
ISFP(冒険家型)
ISFP(冒険家型)は引きこもりがちなINFP(仲介者型)に刺激的な世界を見せてくれますし、本質的な性格が似ているので、相性が良いといえます。
ISFP(冒険家型)は独創的な発想を持ち、クリエイティブなアイデアを生み出す芸術家肌です。また、本質的には人とのかかわりを重視する平和主義者で、高い共感力を持っており、自分とは違った意見や考え方も否定することなく、優しく受け入れてくれます。
ISFP(冒険家型)と仕事の相性
ISFP(冒険家型)は新しいことが大好きなので、積極的に新しい仕事にチャレンジしようとするタイプです。INFP(仲介者型)もクリエイティビティにあふれた性格なので、仕事の相性は良好ですが、行動するスピードが違いすぎたり、モチベーションの度合いが違いすぎたりする場合には、ISFP(冒険家型)の情熱を暑苦しく感じる場合もあります。
INFP(仲介者型)がISFP(冒険家型)の熱意を受け止めると、良好な関係性が築けます。
ESFP(エンターテイナー型)
ESFP(エンターテイナー型)はその名の通り、人を楽しませるのが大好きな社交的なタイプです。洞察力にも優れており、いつも周囲に気を配って、どうしたら相手が喜んでくれるのかを常に考えています。
思い立ったらすぐに実行するアクティブな性格ですが、ルーティンワークや、計画通りに物事を進行させるのが苦手なため、その時の雰囲気や場当たり的な行動をとることも多いです。
ESFP(エンターテイナー型)と仕事の相性
NFP(仲介者型)とESFP(エンターテイナー型)は基本的に仕事の相性が良いですが、上司と部下のような上下関係になると、特に良好です。
どちらも協調性が高く、他人に合わせられる能力を持っているので、おたがいに遠慮してしまうこともありますが、ポジションが上下になることで、自分の気持ちを伝えることができ、関係性が高まります。
ESFP(エンターテイナー型)は明るくてポジティブな性格なので、ネガティブな部分を持つINFP(仲介者型)にはありがたい存在です。どんなときにも笑顔で明るく接してくれるので、仕事も速やかに進みますし、長い間、顔を合わせていてもストレスを感じさせることがありません。
INFP(仲介者型)と相性が普通タイプ
この項では、INFP(仲介者型)と相性が普通のタイプについて解説していきます。
INTJ(建築家型)
INTJ(建築家型)は感情よりも理論を優先する、客観的な性格です。冷静沈着で研究熱心であり、目的に向かって計画的に行動する完璧主義者と言えます。
論理的に物事を考えることが得意なので、問題を解決する能力に優れているタイプです。
感情を表に表したり、相手の感情を読むのが苦手で、社交性に乏しいタイプなので「冷たい人」と思われがちですが、一度信頼関係を結ぶと、心を開いてくれます。
INTJ(建築家型)と仕事の相性
INFP(仲介者型)は感情を優先しがちなタイプですが、INTJ(建築家型)は論理を重視するタイプです。仕事の相性は普通ですが、性格も考え方も正反対なので、意見が食い違うことも少なくありません。
INTJ(建築家型)とINFP(仲介者型)は、両者の立ち位置によって変化する関係です。
INFP(仲介者型)が上司になった場合、INTJ(建築家型)はこの上司では頼りにならないと判断し、反発することがあります。
INTP(論理学者型)
INTP(論理学者型)はその名の通り論理的な思考回路を持ち、物事に対する分析力が非常に高いタイプです。今、持っている情報から、現状を割り出し、どうすれば目標を達成できるかを計画することを得意とします。
物静かで論理的ではあるものの、実は規則やルールよりも、自分の意思を優先するので、ルーティンワークよりも自由に動ける状況で真価を発揮するタイプです。
INTP(論理学者型)と仕事の相性
INTP(論理学者型)は論理性や計画性を優先して仕事をします。INFP(仲介者型)はセンスや感覚を優先するため、仕事の相性は普通ではありますが、一緒に仕事をしてもかみ合わないことが多いです。
正反対の性格であり、表面上ぶつかり合うことはありませんが、二人で組んでも斬新なアイデアが生まれることはないでしょう。
ENTJ(指揮官型)
ENTJ(指揮官型)は自信家であり、主導権を握って周囲をグイグイ引っ張って行くリーダータイプです。リーダーシップが強すぎて、独裁者的になりがちな側面もありますが、ただ強引なだけではなく、高い計画性を立て、論理的に行動します。
人間関係のトラブルがあったとしても、指揮権を発揮して周りを動かすことを優先する性格の持ち主です。
ENTJ(指揮官型)と仕事の相性
INFP(仲介者型)は共感力が高く、人の意見をよく聞きます。このため、周囲を巻き込みながら強力なリーダーシップを発揮するENTJ(指揮官型)との協調が可能です。
ENTJ(指揮官型)はINFP(仲介者型)の創造的なアイデアを理解し、INFP(仲介者型)はENTJ(指揮官型)のリーダーシップやカリスマ性を尊敬することで、良い仕事の関係を築けます。しかし、どちらかのリスペクトが欠けると、相性が悪化し、うまくいかないことがあります。
ENTP(討論者型)
ENTP(討論者型)は、自己主張が強く、マイペースな性格です。自分のやりたいように行動するのが好きなので、ルールや規則を守らないこともしばしばで、規則を守れない自分勝手な性格、というレッテルを張られてしまうこともあります。
ですが、ルールから逸脱してしまったイレギュラーなことがあっても、臨機応変に対応できるタイプです。
ENTP(討論者型)と仕事の相性
INFP(仲介者型)は一人でいることを好む落ち着いた性格で、ENTP(討論者型)は社交的でエネルギッシュな性格です。
また、INFP(仲介者型)が回りの空気を読んで、自分の意見を飲み込んでしまいがちなのに対し、ENTP(討論者型)は、自分の意見をきちんと主張します。
仕事の相性は悪くありませんが、好みの人間関係が正反対に近いので、つかず離れずの距離感を保ち、おたがいのやり方を認め合うことで、よい関係になることが可能です。
INFJ(提唱者型)
INFJ(提唱者型)は理想主義者であり、現実よりも理想や目標を重視し、常に目標に向かって努力を続けるタイプです。
とはいえ理想を追い求めるだけでなく、現実を的確に把握する洞察力も高く、どうすれば目標を達成できるかを考えて、実行に移していきます。
また、人を助けてあげることが好きで、誰かのために積極的に行動できる献身的な性格です。
INFJ(提唱者型)と仕事の相性
INFP(仲介者型)もINFJ(提唱者型)も人のために率先して行動できるタイプなので、おたがいに似ている部分に共感を覚え、相性が良いです。
どちらも自分よりも他人を優先する自己犠牲型なので、自然に理解しあえることができ、トラブルになることは少ないです。しかし、おたがいが譲りあって共倒れになってしまう可能性があります。相手を尊重するのも大切ですが、自分の仕事を優先することも大切です。
ISFJ(擁護者型)
ISFJ(擁護者型)は思いやりにあふれた平和主義者です。何ごとにも責任感を持ち、誠実に努力します。
コミュニケーション力も高く、相手を思いやりながらサポートして、周囲をうまく取りまとめることを得意とするタイプです。
真面目で思いやりに溢れるがあまり、第三者のトラブルにまで口を出して、解決しようとする傾向もあり、それが人によっては、おせっかい、と取られてしまうこともあります。
ISFJ(擁護者型)と仕事の相性
INFP(仲介者型)とISFJ(擁護者型)はどちらもお互いの価値観を尊重し、自分の意見を押し付けることがないので、仕事の相性は普通と言えます。
どちらも指示を受けて行動するのが得意なタイプなので、チームを組む場合には、リーダーシップを持つタイプのメンバーを入れると、仕事がスムーズになります。
ESFJ(領事官型)
ESFJ(領事官型)は社交的な平和主義者で、周囲とコミュニケーションを取るのが得意なムードメーカーです。
仕事でもプライベートでもルールを重視して行動するタイプです。決まりごとが好きなので、ルーティンワークは得意ですが、イレギュラーなことに臨機応変に対応することは苦手としています。
ESFJ(領事官型)と仕事の相性
ESFJ(領事官型)はコミュニケーションを取るのは得意ですが、まわりの評価を気にしすぎる傾向にあるため、自分の考えを押し通すよりも、他の人の意見に合わせて仕事をしてしまいます。
仕事の相性は普通ですが、思考回路自体は似ているものの、微妙に食い違った価値観がおたがいに理解できないこともあります。
ISTP(巨匠型)
ISTP(巨匠型)は物静かな性格で、大勢で行動するよりも一人を好む、孤高の職人タイプです。物事に対して冷静に判断する性格で、集団行動が得意ではなく、感情をあまり表に出さないので、一見冷たい人に見えることがあります。
自分が興味があることや、一度決めたことは最後までやり抜く一徹な性格です。
ISTP(巨匠型)と仕事の相性
ISTP(巨匠型)は現実を重視する理論派であり、INFP(仲介者型)は感受性に優れた理想論者なので、おたがいに理解できない部分も少なくありませんが、仕事の相性が悪いわけではありません。
得意とする仕事のジャンルが違うので、おたがいを補完しながら仕事を進めれば、逆の性格が良い方向に出て、よいパートナーになれます。
INFP(仲介者型)と相性が悪いタイプ
ここでは、INFP(仲介者型)と相性が悪い2つのタイプについて解説していきます。
ENFP(広報運動家型)
ENFP(広報運動家型)は、新しい刺激的なことや変化していくことを好む社交的な自由人であり、成長や進化を好み、チャレンジ精神が旺盛なタイプです。また、壁にぶつかっても楽観的な姿勢で立ち向かっていきます。
社交的な性格なので、相手の立場や社会的地位に関係なく、誰とでもフラットに接することができ、さまざまな人と人脈をつくるのも得意です。
ENFP(広報運動家型)と仕事の相性
ENFP(広報運動家型)はコミュニケーション能力が高く、さまざまな相手と交流することが得意で、相手の意見を引き出しながら仕事をすることが得意です。
しかし、ともすると強引と思われがちな行動をとるので、INFP(仲介者型)が引いてしまうことがあります。
すると、INFP(仲介者型)ならではの独特なセンスやアイデアを活かすことができないため、仕事の相性としてはよくありません。
ESTJ(幹部型)
ESTJ(幹部型)は現実主義者で、ルールや伝統を重んじるストイックなタイプです。
感情的になることが少ない真面目な性格で、責任感もあるので、リーダーや幹部になるとリーダーシップを発揮します。
まわりの信頼も厚いですが、真面目過ぎて頑固な側面も持っており、自分とは違う意見が出ると、受け入れられずに否定してしまう性格です。
ESTJ(幹部型)と仕事の相性
ESTJ(幹部型)とINFP(仲介者型)の相性は最悪です。
ESTJ(幹部型)は仕事においても秩序やルールを最優先に考え、論理的に仕事を進める現実主義者です。また、仕事において妥協を許すことはありません。
INFP(仲介者型)は論理よりも感情やセンスを重要視する理想主義者なので、ESTJ(幹部型)とは水と油のように合わない関係性です。
INFP(仲介者型)がより良いパートナーシップを築くためのヒント
ここまで、MBTI診断で分類される16タイプの中には、相性の良いタイプと良くないタイプがあることを解説してきました。
では次に、INFP(仲介者型)がより良いパートナーシップを築いていくにはどうしたらよいかを解説していきます。
相手の価値観を尊重し、共感する
INFP(仲介者型)は、相手の感情や考え方を、敏感に感じ取ることができます。相手の悲しみや喜びを自分のことのように感じて、共感できるのが特徴です。
また、人の話を聞くのが上手で、相手の様子に合わせながらコミュニケーションをとることを得意とします。
より良い関係を築くためには他人の気持や価値観を理解して、相手に共感して尊重することです。また、相手の立場に立って物事を考え、共感することで信頼を得られます。
コミュニケーションを大切にし、自分の気持ちを素直に伝える
INFP(仲介者型)は自分よりも他人のことを優先して考えられる性格です。その優しさゆえに周りの人に好かれています。
社交的に見られることも少なくありませんが、実は、人に干渉されるのが苦手で、一人で過ごすことを好むタイプなので、自分の時間がないとストレスを感じてしまうことがあります。
そのため、相手の性格をよく読み取って、ストレスを感じる前に、自分の気持ちを素直に伝えて、ほどよくコミュニケーションをとるようにすると良いでしょう。
MBTI診断の受け方
MBTIは、自分の性格を理解するのにとても役に立ちます。
MBTIに興味を持ち、MBTI診断を受けてみたいと思った方は、日本MBTI協会の公式ホームページを確認して見てください。
▼「16Personalities性格診断テスト」について詳しく知りたい方はこちら
【保存版】16Personalities(16パーソナリティ)性格診断テストとは?自己分析で利用される16タイプについて解説|MBTI
INFP(仲介者型)の特徴や相性を理解して、良い人間関係を築こう
INFP(仲介者型)は一見控えめなタイプに見えますが、想像力にあふれ、クリエイティブなセンスを持っている情熱的なタイプです。
繊細で、人に寄り添う共感力が高く、高い理想を持った性格であり、自分よりも人のために動ける気持を持っています。
他人のことを思いやる共感力は人間関係を構築するうえで非常に良い資質なので、INFP(仲介者型)の特徴や別のタイプとの相性をよく理解して、コミュニケーションをとり、いい人間関係を築いてください。