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ESTP(起業家型)は、行動力とカリスマ性に優れており、人を引きつける魅力を持つタイプです。しかし、エネルギッシュで冒険心に富んだESTP(起業家型)が、本当に心地良く過ごせるパートナーを見つけるのは簡単ではありません。
この記事では、ESTP(起業家型)が自分に合った相性タイプを見つけ、共に活躍できるパートナーを選ぶためのポイントを詳しく解説します。
ESTP(起業家型)の基本的な性格特徴
ESTP(起業家型)は、エネルギッシュでアクティブな性格を持ち、何事にも積極的に取り組む姿勢が特徴です。
まずは、ESTP(起業家型)について理解を深めるべく、基本性格や特徴について深掘りしていきましょう。
行動力があり、即座に決断する力
ESTP(起業家型)は、行動力と迅速な意思決定能力を持つタイプ。直感的に物事を理解し、長々と考えるよりもすぐに行動に移すことを好みます。この即時行動の能力は、ビジネスや日常生活において大きな利点となります。
また、困難な状況でも冷静に判断し、最適な解決策を見つけ出せるのがESTP(起業家型)の強み。リスクを恐れず新しい挑戦に果敢に立ち向かうため、常に前進し続ける姿勢も持ち合わせています。
社交的で周囲を巻き込む力
ESTP(起業家型)は、非常に社交的で周囲の人々を巻き込む力があります。自然と人々を引きつけ、チームや集団の中でリーダーシップを発揮することが得意です。
ESTP(起業家型)は、他者とのコミュニケーションを楽しみ、相手の考えや感情を素早く読み取ることができるため、効果的な人間関係を築くことができます。
この社交的な性格が、ESTP(起業家型)にとっての大きな強みとなり、さまざまな状況で成功を収める助けとなっています。
現実的かつ柔軟なアプローチを好む
ESTP(起業家型)は、現実的な視点で柔軟に物事に対処する能力の持ち主。理論よりも実践を重視し、現実的な解決策を追求する傾向があります。
また、変化に対しても臨機応変に対応できるため、予期せぬ状況でも冷静に対処できるのが強みです。この柔軟性と適応力が、ESTP(起業家型)の成功を支える重要な要素となっています。
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ESTP(起業家型)と各MBTIの相性一覧
ここでは、ESTP(起業家型)と各MBTIの相性を見ていきましょう。
以下の表にすべてのMBTIタイプとの相性をまとめました。
性格タイプ | 相性 |
---|---|
INTJ(建築家型) | ☆☆ |
INTP(論理学者型) | ☆☆☆ |
ENTJ(指揮官型) | ☆☆☆☆ |
ENTP(討論者型) | ☆☆☆☆ |
INFJ(提唱者型) | ☆ |
INFP(仲介者型) | ☆☆☆☆☆ |
ENFJ(主人公型) | ☆☆☆☆ |
ENFP(広報運動家型) | ☆☆☆ |
ISTJ(管理者型) | ☆☆☆ |
ISFJ(擁護者型) | ☆☆☆ |
ESTJ(幹部型) | ☆☆ |
ESFJ(領事官型) | ☆☆☆☆ |
ISTP(巨匠型) | ☆☆☆☆ |
ISFP(冒険家型) | ☆☆ |
ESTP(起業家型) | ☆☆☆☆ |
ESFP(エンターテイナー型) | ☆☆☆ |
ESTP(起業家型)は、外向的で行動志向のタイプと相性が良く、共に刺激的で充実した関係を築くことができます。
一方で、内向的で感情的なタイプとは、コミュニケーションのスタイルや価値観の違いから、互いに理解し合うのに時間がかかる場合があります。
持ち前の柔軟性を生かし、さまざまなタイプに適応できる能力を持っているESTP(起業家型)。しかし、より充実した人間関係を築いていくためには、基本的な性格の相性が良いタイプと接することが大切です。
ESTP(起業家型)と最高の相性はINFP(仲介者型)
ESTP(起業家型)とINFP(仲介者型)は、価値観やアプローチの仕方などで対照的な特徴を持つタイプ同士です。一見相性が良くないように思えますが、互いの違いを尊重し信頼を深めることで強固なパートナーシップを形成できます。
ESTP(起業家型)は、INFP(仲介者型)が抱く理想を具体的な行動に移す力を持っています。一方、ESTP(起業家型)に共感や洞察力をもたらしてくれるのがINFP(仲介者型)です。
このように、基本性格は正反対でもバランスの取れた関係を築いていけるのがESTP(起業家型)とINFP(仲介者型)の組み合わせです。
INFP(仲介者型)と仕事の相性
ESTP(起業家型)とINFP(仲介者型)は、仕事においても互いに補完し合う理想的なパートナーです。
ESTP(起業家型)の迅速な決断力と行動力は、INFP(仲介者型)の理想やビジョンを実現するために欠かせません。一方で、INFP(仲介者型)の洞察力や創造性は、ESTP(起業家型)が見落としがちな細部や人間関係の調整において大いに役立ちます。
このように、両者の異なるアプローチがうまく調和することが、クリエイティブかつ効果的なチームを形成し優れた成果を生み出すきっかけとなります。
ESTP(起業家型)と相性が良いタイプ
ここからは、INFP(仲介者型)に次いでESTP(起業家型)と相性の良いMBTIタイプをご紹介します。
ぜひ、心地良い人間関係を築くための参考にしてみてください。
ENTJ(指揮官型)
ESTP(起業家型)とENTJ(指揮官型)は、どちらも強いリーダーシップを持つタイプ同士。さらに、ポジティブ思考なところも似ているため、相性は抜群です。
ENTJ(指揮官型)は、強いリーダーシップに加え戦略的思考も兼ね備えており、目標達成に向けてチームを効果的に率いることが得意です。この戦略的なビジョンは、ESTP(起業家型)の実行力を最大限に引き出し、互いに高め合う関係を形成します。
ENTJ(指揮官型)と仕事の相性
ESTP(起業家型)の迅速な行動力と決断力は、ENTJ(指揮官型)の戦略的な計画とリーダーシップによって強化されます。
ESTP(起業家型)は現場での即時対応を担当し、ENTJ(指揮官型)は全体の方向性を指示することが、効率的かつ成果を出しやすいチームを形成するポイントです。
両者の強みが組み合わさることで、卓越したパフォーマンスを発揮し、ビジネスにおいても成功を収めることが期待されます。
ENTP(討論者型)
ENTP(討論者型)は、創造力と独自の視点を持ち、常に新しいアイデアや挑戦を求めるタイプです。
外向的で行動力があり、変化や刺激を楽しむ性格がESTP(起業家型)とENTP(討論者型)の共通点。互いのエネルギーや知的な刺激を生かし合い、良い関係を築いていけます。
とくに、問題解決や新しいプロジェクトに取り組む際には、お互いにアイデアを出し合い、共に成長していける関係性です。
ENTP(討論者型)と仕事の相性
ESTP(起業家型)の実行力とENTP(討論者型)の革新的なアイデアが組み合わさることで、斬新で実現可能なプロジェクトを生み出すことができます。
ENTP(討論者型)が新しい視点やアプローチを持ち込み、ESTP(起業家型)がそれを具体的な行動に移すことで、バランスの取れたチームを形成。
また、どちらもコミュニケーションスキルが高いため、意見交換が活発に行われプロジェクトをより効果的に進めることができるのも強みです。
ENFJ(主人公型)
ENFJ(主人公型)は、カリスマ性があり他者をリードしながら支援することが得意なタイプです。
ESTP(起業家型)とENFJ(主人公型)は、どちらも外向的で人との関わりを重視するタイプ。共にリーダーシップを発揮し、チームを成功に導く強力なパートナーとなります。
また、ESTP(起業家型)の行動力を引き出しつつ、全体のビジョンを共有しチームを一体化させる役割を果たしてくれるのもENFJ(主人公型)です。
ENFJ(主人公型)と仕事の相性
ENFJ(主人公型)のビジョンと人間関係の調整力により、ESTP(起業家型)の迅速な行動力と決断力が強化されます。
ENFJ(主人公型)は、チーム全体を鼓舞し、メンバー一人ひとりの強みを引き出すことに長けているタイプ。ESTP(起業家型)の行動力と組み合わせることで、組織全体のパフォーマンスを向上させられます。
ESFJ(領事官型)
ESTP(起業家型)とESFJ(領事官型)は、どちらも結果を重視する現実主義なタイプ。そのため、同じ目標に向かって切磋琢磨し合える関係性を築いていけます。
また、ESFJ(領事官型)は、社交的で他者を支えることに喜びを感じるタイプです。細やかな気配りが得意で、ESTP(起業家型)の大胆な行動を支える役割も担ってくれます。
ESFJ(領事官型)と仕事の相性
仕事の面では、ESTP(起業家型)の行動力と決断力が、ESFJ(領事官型)の調整力とサポート精神によって強化されます。
ESFJ(領事官型)は、チームの一体感を高め、調和の取れた職場環境を作り出すことが得意。一方で、ESTP(起業家型)は、迅速に行動を起こし、目標達成に向けてチームを前進させる力を持っています。
両者が協力することで、仕事においてバランスの取れた効果的なチームを形成し、優れた成果を上げることが期待されます。
ISTP(巨匠型)
ESTP(起業家型)とISTP(巨匠型)は、どちらも現実的で行動志向のため、共に目の前の課題に集中し迅速に対応できるのが強みです。
また、実践的で問題解決能力に優れているISTP(巨匠型)。全16パーソナリティの中でも、とくに冷静で分析的な思考を持ち、物事を効率的に進めることに長けているタイプです。
そんなISTP(巨匠型)は、ESTP(起業家型)のエネルギッシュなアプローチも冷静に見守りながら、必要に応じて実用的なサポートをしてくれます。
ISTP(巨匠型)と仕事の相性
ESTP(起業家型)の行動力と決断力が、ISTP(巨匠型)の分析力と問題解決能力によってサポートされることで、チーム全体が効率的に機能するようになります。
ISTP(巨匠型)は具体的なタスクに集中し、ESTP(起業家型)が率いるプロジェクトの実行段階で大いに貢献します。
ESTP(起業家型)もISTP(巨匠型)の静かなリーダーシップと実務的なアプローチを尊重し、互いに役割を補完し合うことがプロジェクトを成功に導くポイントです。
ESTP(起業家型)
同じESTP(起業家型)同士は、どちらも挑戦や新しい経験に対して前向きな性格の持ち主。一緒に変化を楽しむことができるため、とても相性が良いです。
また、両者ともエネルギッシュかつ社交的な性格で、意気投合するまでも時間がかかりません。冒険心が強く新しいことに挑戦するのが好きなもの同士なので、共通の趣味や活動を通じて強い絆を築いていきます。
ESTP(起業家型)と仕事の相性
ESTP(起業家型)同士の組み合わせは、どちらもアイデアが豊富で新しい仕事を次々と生み出していきます。
また、どちらもリスクを恐れず行動できるタイプ。お互いの感性や創造力を尊重し合い、斬新なアイデアにも積極的に挑戦することが、チーム全体の可能性を広げるきっかけになります。
両者ともプレッシャーに強く、困難な状況でも冷静に対応できるのもESTP(起業家型)同士がタッグを組むメリット。プロジェクトが難航しても、前向きに解決策を見つけていけます。
ESTP(起業家型)と相性が普通タイプ
続いて、ESTP(起業家型)と相性が普通のMBTIタイプをご紹介します。
相性が良いポイントはもちろん、付き合っていく上での注意点についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
INTP(論理学者型)
INTP(論理学者型)は、分析的で深く考えることを好む傾向があります。また、あらゆる理論やアイデアに対して強い関心を持ち、物事を客観的に捉えることが得意です。
INTP(論理学者型)は、ESTP(起業家型)とは対照的に、行動よりも思考に時間を費やすタイプ。これが、ESTP(起業家型)の迅速な行動力を補完し、互いに学び合う関係を築くポイントになります。
INTP(論理学者型)と仕事の相性
ESTP(起業家型)の行動力と決断力がINTP(論理学者型)の深い分析力と洞察力によって補完され、互いに不足している部分を補い合える関係です。
ただし、即座に行動に移したいと考えるESTP(起業家型)に対し、INTP(論理学者型)は慎重に考え抜いてから行動したいタイプ。仕事におけるアプローチの仕方が大きく異なるため、意見が衝突してしまうこともあるので注意が必要です。
ENFP(広報運動家型)
ESTP(起業家型)とENFP(広報運動家型)は、共に外向的で、エネルギッシュな性格を持っているため、自然と互いを引きつけ合う関係を築きやすいです。
ENFP(広報運動家型)は、多様な視点やアイデアでESTP(起業家型)の行動力を刺激し、2人の関係をより豊かにしてくれます。
どちらも自由奔放なタイプなので、干渉しすぎないよう、程よい距離感を保つのが良好な関係を築いていくポイントです。
ENFP(広報運動家型)と仕事の相性
ENFP(広報運動家型)は、新しいプロジェクトやアイデアを生み出すのに長けており、ESTP(起業家型)はそれを具体的な行動に移すことが得意です。
また、チームメンバーを鼓舞し士気を高める能力にも優れているENFP(広報運動家型)。ESTP(起業家型)と共に、チームをリードしてくれる存在にもなり得ます。
両者の強みがうまく組み合わさることで、創造的で活力に満ちた職場環境を作り出し、革新的な成果を生み出すことが期待されます。
ISTJ(管理者型)
即断即決の行動力と柔軟なアプローチが強みのESTP(起業家型)に対し、ISTJ(管理者型)は責任感が強く秩序や規律を重んじるタイプです。
細部にまで気を配ることができるため、すぐに行動に移しがちなESTP(起業家型)を計画的かつ確実に物事を進められるようサポートしてくれます。
現実的な思考や完璧主義な性格には似ているところもあるため、程よい距離感を保って付き合っていくと良好な関係を築けます。
ISTJ(管理者型)と仕事の相性
ISTJ(管理者型)は計画性と綿密さで、迅速かつ柔軟なESTP(起業家型)をサポートし、バランスの取れたプロジェクト運営が可能です。しかし、ESTP(起業家型)はISTJ(管理者型)の保守的な姿勢にフラストレーションを感じやすく、ISTJ(管理者型)もESTP(起業家)の突発的な行動に不安を覚えることがあります。
互いのアプローチを尊重し、密なコミュニケーションを心掛けましょう。
ISFJ(擁護者型)
ISFJ(擁護者型)は、非常に献身的で細部にまで気を配る能力に優れており、周囲の人々に対して温かく思いやりのある対応を心掛けます。
思い立ったらすぐ行動に移すタイプのESTP(起業家型)のことも献身的にサポートしてくれるため、安定した関係を築きやすいです。
ISFJ(擁護者型)と仕事の相性
ISFJ(擁護者型)は、仕事においても計画的かつ慎重なアプローチを取ることが得意です。細部に注意を払いプロジェクトの安定した進行を確保することで、ESTP(起業家型)の大胆なアクションを補完してくれます。
ただし、予測可能で安定した環境を好むISFJ(擁護者型)は、急な変化や予期せぬ事態に対応することが苦手です。ESTP(起業家型)のスピード感や柔軟な対応が、ISFJ(擁護者型)にとってストレスになってしまうこともあるので注意が必要です。
ESFP(エンターテイナー型)
ESFP(エンターテイナー型)は、社交的で明るく、楽しさを追求するタイプです。ESTP(起業家型)と同様に、行動力があり即断即決を好むタイプなので、共にエネルギッシュな関係を築いていけます。
また、ESFP(エンターテイナー型)は、柔軟で適応力があり新しい状況にもすぐに対応できるため、一緒に変化を楽しめる関係です。
ESFP(エンターテイナー型)と仕事の相性
ESFP(エンターテイナー型)は、職場の雰囲気を明るくし、チームメンバー間のコミュニケーションを促進することが得意なタイプ。
迅速な意思決定や安定したリーダーシップを取ることに長けているESTP(起業家型)とタッグを組むことで、バランスの良いチームが形成されます。
ただし、両者ともに即断即決を好むため、慎重さが必要な場面では判断を急ぎすぎないよう注意しましょう。
ESTP(起業家型)と相性が悪いタイプ
ここからは、ESTP(起業家型)と相性が悪いMBTIタイプをご紹介します。
どんな性格タイプと相性が悪いのかを理解し、人間関係におけるストレスを軽減するヒントにしてみてください。
INTJ(建築家型)
INTJ(建築家型)は、感情よりも論理を重視し、冷静かつ客観的な判断を下すことが得意なタイプです。また、理論や分析に基づいた計画を練り、それを実行することに重きを置いているのもINTJ(建築家型)の特徴。
そのため、即断即決で行動を好むESTP(起業家型)とは考え方やアプローチが大きく異なり、相性が悪いと感じることが多いです。
INTJ(建築家型)と仕事の相性
ESTP(起業家型)が迅速な行動と即時の結果を求める一方で、INTJ(建築家型)は慎重に計画を立て、長期的な成功を目指すタイプ。そもそもの価値観が正反対なので、プロジェクトの進め方において意見が対立することも少なくありません。
両者が効果的に協力するためには、考え方の違いを理解し、弱みを補完し合いながら効果的なチームを築いていけるよう努力しましょう。
INFJ(提唱者型)
INFJ(提唱者型)は、長期的な視野で物事を捉える傾向があります。ESTP(起業家型)にとっては考えが抽象的に感じられ、なかなか理解できない存在です。
また、即断即決で行動するESTP(起業家型)に対し、INFJ(提唱者型)は計画的で慎重なアプローチを好むタイプ。ESTP(起業家型)とは対照的な性格を持っているため、時折両者の間に摩擦が生まれてしまうことがあります。
INFJ(提唱者型)と仕事の相性
INFJ(提唱者型)は、計画的で慎重に物事を進めることを好み、深い洞察と共感を持って長期的な目標を達成しようとします。そのため、ESTP(起業家型)のスピード感や大胆な行動に対して、「慎重さが欠けている」、と感じてしまいます。
一方、ESTP(起業家型)は迅速な行動と現実的な対応を重視するタイプ。慎重なINFJ(提唱者型)に対し、フラストレーションが溜まりやすいです。
お互いに理解しがたい部分があるため、「相性が悪い」、と感じてしまう関係です。
ESTJ(幹部型)
ESTP(起業家型)とESTJ(幹部型)は、どちらもリーダーシップを発揮することに長けているタイプ。両者とも目標達成に向けて組織を率いる力の持ち主で、計画性や実行力に優れています。
しかし、ESTJ(幹部型)は、ESTP(起業家型)とは異なり慎重で計画的なアプローチを好むタイプです。似ているところが多いからこそ、合わない部分を見つけると対立してしまいやすいので注意が必要です。
ESTJ(幹部型)と仕事の相性
仕事面では、ESTP(起業家型)の迅速な行動力と柔軟性が、ESTJ(幹部型)の計画性と組織力によって強化され、バランスの取れたチーム運営が可能になります。
しかし、ESTP(起業家型)が突発的に行動することで、ESTJ(幹部型)の計画重視の姿勢と衝突することも多いので注意しなければなりません。
お互いの強みを生かしバランスの取れたチームを形成するためにも、異なるアプローチを理解し、尊重する姿勢が重要です。
ISFP(冒険家型)
ISFP(冒険家型)は、ESTP(起業家型)と同じく新しい経験や冒険を楽しむことが大好きです。そのため、いろいろな場所に行ったり経験を積んだりして、一緒に楽しく成長していけます。
しかし、ISFP(冒険家型)は、人付き合いにおいては思慮深く安定した関係を求めるタイプです。そのため、社交的で幅広い人々とコミュニケーションを取りたいESTP(起業家型)が物足りなさを感じてしまうこともあります。
ISFP(冒険家型)と仕事の相性
柔軟性があり、あらゆる環境に対応できるのがESTP(起業家型)とISFP(冒険家型)に共通する強みです。そのため、この2タイプが組むと、変化の多いプロジェクトや課題も協力して進めていけます。
ただし、ISFP(冒険家型)は、仕事においても自分のペースで進めていきたいタイプ。ESTP(起業家型)のスピード感や大胆なアプローチに対し、「急かされている」、と感じてしまうこともあります。
ESTP(起業家型)がより良いパートナーシップを築くためのヒント
ESTP(起業家型)は、行動力と柔軟性を持ち、現実的なアプローチで人間関係を築いていきます。しかし、時にその迅速な判断と行動が誤解を招くこともあるので注意が必要です。
この章では、ESTP(起業家型)がより良いパートナーシップを築くために意識すべきポイントを解説します。
行動重視のコミュニケーションを大切にする
ESTP(起業家型)が人間関係を構築していく際は、行動重視のコミュニケーションを大切にするように心掛けましょう。
ESTP(起業家型)は、理論よりも実践を重んじ、行動を通じて相手との関係を深めることが得意です。パートナーと共に新しい体験やアクティビティに積極的に参加し、実際の経験を通じて絆を築くことで、関係がより充実したものになります。
また、行動を通じて共に時間を過ごすことで、言葉だけでは伝えきれない感情や思いを共有できるのもメリットです。
自分の意見や感情を率直に伝える
パートナーには、自分の意見や感情を率直に伝えることを意識しましょう。
ESTP(起業家型)は、時に行動が先行し、自分の感情や意見を伝えることが後回しになりがちです。しかし、より良いパートナーシップを築くためには、自分の考えや感情を率直に伝えることが不可欠です。
また、感情を隠さずに表現することで、パートナーはESTP(起業家型)の真意を理解しやすくなり、関係がより安定します。
MBTI診断の受け方
ここまで記事を読んできて「MBTI診断を受けてみたい」、と思った方は、日本MBTI協会のホームページから詳細を確認してみてください。
日本MBTI協会は公式の認定機関なので、正確かつ信頼性の高い診断結果を得られます。そのため、初めてMBTI診断を受ける方にもおすすめです。
▼「16Personalities性格診断テスト」について詳しく知りたい方はこちら
【保存版】16Personalities(16パーソナリティ)性格診断テストとは?自己分析で利用される16タイプについて解説|MBTI
ESTP(起業家型)の特徴や相性を理解して、良い人間関係を築こう
ESTP(起業家型)は、抜群の行動力と現実的な視点で周囲をリードし、変化や挑戦を楽しむエネルギッシュな性格を持っています。
人間関係においても、その特性を生かしてリーダーシップを発揮し、周囲と良好な関係を築くことができます。
ただし、より良い人間関係を築いていくためには、自分の基本性格と相性の良い相手を選ぶことも大切です。お互いの強みを生かしていけるようなパートナーシップを形成するためにも、ぜひこの記事を参考にしてみてください。