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ESTJ(幹部型)の性格特徴と適職は?リーダーシップを発揮するキャリア選びのコツ|MBTI

シンカキャリア編集部

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更新日:2024/10/17

ESTJ(幹部型)は責任感が強く、組織やルールを重んじる性格です。責任感や誠実さが求められる仕事や、冷静な判断力が求められる仕事に向いています。本記事ではESTJ(幹部型)の性格の特徴と適職について解説します。また、強みであるリーダーシップを発揮するキャリア選びのコツも紹介しますので、転職を検討中の方はぜひ参考にしてください。

目次

ESTJ(幹部型)は責任感が強く、組織やルールを重んじる性格です。責任感や誠実さが求められる仕事や、冷静な判断力が求められる仕事に向いています。

本記事ではESTJ(幹部型)の性格の特徴と適職について解説します。また、強みであるリーダーシップを発揮するキャリア選びのコツも紹介しますので、転職を検討中の方はぜひ参考にしてください。

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ESTJ(幹部型)の基本的な性格3選

ESTJ(幹部型)の適職を知るうえで、まずは基本的な性格を知ることから始めましょう。ここではESTJ(幹部型)の基本的な性格について解説します。

組織やルールを重んじる

 ESTJ(幹部型)は真面目で、組織やルールを重んじる性格です。秩序を大切にし、論理的な考えで、慎重に物事を進めます。

組織の中で決まったルールがあることに、安心するとともに、ルールをきちんと守りたいと考えるのも特徴です。また、自分自身だけでなく、周りの人に対してもルールを守ることを望みます。そのため、時には頑固な人と思われることもあるのです。

一方、真面目で正直ものな性格は、周囲からの信頼が厚く、頼られる場面も多くあります。

計画的で目標達成に向けて努力する

与えられた課題がたとえ複雑であったとしても、ESTJ(幹部型)は計画的に考え、目標達成に向けての努力を惜しみません。常に冷静な判断をし、分析力にも長けているため、計画を効率的に進めます。

目標に向けてコツコツ努力をして、確実に成果を出すため、重要なポジションの仕事を任されることも少なくありません。

責任感が強くリーダーシップを発揮する

ESTJ(幹部型)は秩序を大切にし、責任感が強いのも特徴です。また、困難な問題にも自ら進んで積極的に取り組み、冷静な判断を下す決断力を持っています。強い責任感と決断力は、チームを正しい方向に導くリーダーシップを発揮します。

ESTJ(幹部型)の真面目で責任感の強い性格であることから、リーダーや管理職に抜擢される人が多いのも特徴です。

ESTJ(幹部型)の特徴

 ESTJ(幹部型)は、真面目で何事にもストイックに取り組み、秩序や規律を重視するのが特徴です。感情に左右されず、常に冷静な判断を下す、決断力も持ち合わせています。そのため、周りからの信頼も厚く、管理職などの要職に就くことが多いのも特徴です。

一方で、秩序や規律を重視しすぎるため、頑固で融通が効かない人と思われることもあります。また、ストイックな性格が、自分自身を追い込んでしまうこともあるため、程よく息抜きをできるようにするのが良いでしょう。

E・S・T・Jそれぞれの意味

E・S・T・Jのアルファベットは、興味の方向性、情報の処理方法、判断基準、物事の進め方の4つの指標を表しています。具体的には以下の通りです。

E:外向型(Extrovert)

外の世界に興味を持ち積極的に人と関わるタイプ

S:感覚型(Sensing)

現実にあるものをそのまま受け取り、具体的な名前や数字にこだわるタイプ

T:思考型(Thinking)

感情に左右されず、冷静に状況判断するタイプ

J:判断型(Judging)

的確に決断を下す判断力を持っているタイプ

ESTJ-TとESTJ-Aの違いは?

MBTIの各性格タイプは、同じ性格でも「T」と「A」に分類され、Tは慎重型、Aは自己主張型で、考え方や価値観が異なります。ESTJ(幹部型)の基本的な特徴は、真面目で責任感が強く、高い決断力を持っていることです。

「ESTJ-T」は冷静に観察・分析するのを得意とします。周りの意見にも耳を傾けながら、計画的かつ慎重に物事を進めます。

一方、「ESTJ-A」は周りの意見に流されず、自己主張をしっかりとするタイプです。明確な目標を持って突き進むため、周囲からのプレッシャーやストレスにも強いと言えます。

 ESTJ(幹部型)の長所

長所を知ることは、ESTJ(幹部型)の適職を見つけるきっかけになり、さらに転職の際、強みとしてアピールできます。ここでは、ESTJ(幹部型)の長所について解説します。

優れた組織運営能力

ESTJ(幹部型)の長所は企業経営に欠かせない、優れた組織運営能力を持っていることです。困難な状況下でも冷静な判断を下し、リーダーシップを発揮して、物事を計画的に進め、目標達成を実現します。さらに、チームをまとめるだけでなく、間違っていることを指摘して、正しい方向に導く能力も兼ね備えているのです。

仕事において、優れた組織運営能力を持っていることが評価され、管理職に抜擢されることも少なくありません。

責任感が強く、信頼される

責任感が強いESTJ(幹部型)は、目標達成をしようとする意識が高く、途中で投げ出さず、最後までやり通す努力を惜しみません。また、秩序を大切にする真面目な性格なので、任されたタスクは必ず成功させることから、同僚や部下からの信頼が厚いのも特徴です。

責任感が強く、周囲から信頼される点は、ESTJ(幹部型)の長所であり、転職の際のアピールポイントとしても有利に働くといえます。

論理的な意思決定

ESTJ(幹部型)は論理的な意思決定をすることにも長けています。すなわち、物事を判断する際、主観的な意見ではなく、客観的な論理を重視するのです。

具体的には、物事を冷静に判断し、周囲が納得する根拠を見つけ出します。また。複雑な問題も道筋を立てて考え、本質を見失うことなく、的を得た回答を導き出します。

自分の選択や結果を論理的に考えて、結論を導き出す能力は、ESTJ(幹部型)の長所であり、ビジネスシーンではとても重要です。

ESTJ(幹部型)の短所

人の性格には長所がある一方、短所もあります。短所を知って、少しでも回避できるように心がけることで、人間関係が上手くいく場合もあります。ここからは、ESTJ(幹部型)の短所を見ていきましょう。

柔軟性に欠けることがある

責任感が強く、秩序を重んじるESTJ(幹部型)は、決まったルールや規律をとても大切にします。意志が強いあまり融通が利かず、柔軟性に欠けることが短所と言えます。課題に直面した際、強い意志だけでは解決できないことも、柔軟に対応することでスムーズに進むこともあるものです。

また、物事を白黒はっきりさせたい性格のため、間違っていると思うことに対して、ストレートに指摘をしてしまい、相手を傷つけてしまうこともあります。人には得手不得手があることを理解し、相手に寄り添う気持ちを持つことも大切です。

他者の意見に耳を傾けるのが苦手

他者の意見に耳を傾けるのが苦手なことも、ESTJ(幹部型)の短所です。

たとえば、自分が達成したいビジョンがある時、自分の主張を押し通そうと、頑固になってしまうことがあります。ESTJ(幹部型)は完璧主義のため常に高い目標を達成しようと努力を惜しみません。

また、周囲に対しても、高いレベルを求めてしまうため、強い口調になることがあり、堅い人、頑固な人と思われることもあります。周りの意見にも耳を傾けることで、円満な人間関係を築くことができるという点も意識するといいでしょう。

ストレスに対処するのが難しい場合がある

責任感が強く、完璧主義の、ESTJ(幹部型)は、必要以上に自分を追い込みすぎてしまうことがあります。自分自身だけでなく、他者に対しても高みを目指すことを求めるため、ストレスの原因となってしまいます。

また、ESTJ(幹部型)は感情表現が得意ではないため、ストレスを感じていても周囲に伝えず、自分の中で溜め込んでしまうのが弱点です。自分を追い込みすぎて、挫折することがないよう、時には周りに頼りながら気持ちに余裕を持つようにしましょう。

ESTJ(幹部型)の日本人における割合

ESTJ(幹部型)の日本人における割合は3.39%で、16タイプの中では13番目に多いと言われています。さらにT型、A型に分けて、各性格を32タイプに分類すると、ESTJ-Tは1.09%(30位)、ESTJ-Aは2.30%(19位)です。(※1)

日本人の中では、ESTJ(幹部型)の割合は少なく、希少であると言えます。他の人にはないものを持っている希少なタイプのため、リーダーとして頼られることや、管理職などの要職に抜擢されることが多いのです。

(※1)参考:ESTJ(幹部型)の性格タイプを徹底解説!特徴・あるある・相性・恋愛 | Spicomi

ESTJ(幹部型)との相性が良い人・悪い人は?

ESTJ(幹部型)の特徴について理解ができたところで、ここからはESTJ(幹部型)と相性が良い人と悪い人を見ていきましょう。

「ESTJ(幹部型)」と相性が良いのは「ENFP(広報運動家)」

ESTJ(幹部型)と相性が良いのは、同じように誠実に人に向き合うENFP(広報運動家型)です。ESTJ(幹部型)は、責任感が強く、きちんと成果を挙げなければいけないと考え、職場では自分にも他者にも厳しくなってしまうことがあります。

しかし、ENFP(広報運動家型)は、周囲の評判に耳を貸すことはなく、ESTJ(幹部型)の仕事に対する真面目さを評価し、一緒に目標達成に向けて努力をしようとするのです。

お互いの存在が、信頼関係を構築し、仕事で力を発揮できるため、ESTJ(幹部型)とENFP(広報運動家型)は相性が良いふたりと言えます。

「ESTJ(幹部型)」と相性が悪いのは「INFP(仲介者型)」

ESTJ(幹部型)とINFP(仲介者型)は物事の考え方が正反対のため、相性が良くありません。

たとえば、仕事でトラブルが発生した時、ESTJ(幹部型)は冷静に状況を分析して解決をしようとしますが、INFP(仲介者型)は、まず困っている人の相談に乗ろうとするのです。お互いが、その方法ではトラブルの解決につながらないと思い、ぶつかってしまうことがあります。仕事を成功させたい気持ちは両者ともに持っているので、仕事の場では、できるだけ他の人を介してやり取りをするようにしましょう。

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ESTJ(幹部型)に向いている仕事

  • 銀行員
  • コンサルタント

秩序や規律を重視し、感情に左右されず冷静な判断をくだせるESTJ(幹部型)は「銀行員」「コンサルタント」などの仕事に向いています。いずれの仕事も強い責任感が求められるため、人一倍責任感の強いESTJ(幹部型)にはぴったりな仕事と言えます。

ESTJ(幹部型)に向いていない仕事

  • カウンセラー
  • 保育士
  • デザイナー

相手の感情に合わせた柔軟な対応が求められる「カウンセラー」や「保育士」は、ESTJ(幹部型)には向いていない仕事です。

ルールがきちんとあることに安心するESTJ(幹部型)にとって、予測不能な事態が起こる仕事はストレスになってしまいます。

また自由な発想が求められる「デザイナー」も、決まった型がないため、不安になる可能性があり、ESTJ(幹部型)には向いていない仕事と言えます。

▼ESTJ(幹部型)の仕事について詳しく知りたい方はこちら

ESTJ(幹部型)に最適な仕事とは?おすすめの職業9選とキャリア選びのポイント|MBTI

ESTJ(幹部型)の仕事でのパフォーマンス

ここからは、責任感が強く真面目なESTJ(幹部型)は、仕事でどのようなパフォーマンスがあるのかを解説します。

ESTJ(幹部型)の職場での強み

ESTJ(幹部型)の職場での強みは、責任感の強さとリーダーシップ能力が高いことです。個性の異なる人たちをまとめて、同じ方向に導き、目標達成へと進める能力があります。

また、困難な状況でも冷静な判断を下し、目標達成のために努力を惜しまないストイックな姿勢は、高く評価されます。

さらに、物事を計画的に進め、スケジュールや納期を確実に守るための努力ができる点も、ESTJ(幹部型)の強みです。

ESTJ(幹部型)の職場での改善点

秩序や規律を重んじるESTJ(幹部型)は融通が効かない性格で、決まったルールや基準から外れることを極端に嫌います。

自分の目指すビジョンに対して、人一倍努力をするあまり、頑固になってしまうことがあるのです。自分の主張に自信がある場合でも、頭ごなしに否定せず、相手の意見にも耳を傾けることで、考え方の幅も広がります。

職場では仕事の能力はもちろんのこと、人間関係の構築も大切です。人それぞれ能力が違うことを理解し、相手に寄り添う気持ちを持つことで、お互いが働きやすい環境を作ることができます。

ESTJ(幹部型)の転職のアドバイス5選

転職を成功させるには、ESTJ(幹部型)の強みをアピールすると共に、弱みを自分自身で改善することも必要です。ここからはESTJ(幹部型)の転職を成功させるためのアドバイスを紹介します。

リーダーシップを発揮できる職場を選ぶ

ESTJ(幹部型)はメンバーをまとめる力に長けているので、リーダーシップを発揮できる仕事に就くと、活躍できます。責任感が強く、目標達成のための努力を惜しまない性格は、周りからの信頼も厚く、同僚や部下から頼られる存在です。

管理職やプロジェクトマネージャーなど、組織を率いるポジションは、ESTJ(幹部型)の強みであるリーダーシップを発揮できる仕事として適しています。

安定した組織でのキャリアを目指す

ESTJ(幹部型)は、決まったルールや規則があることに安心し、変化を好みません。安定した組織でのキャリアを目指し、長期的に働ける会社を選択するのがおすすめです。

組織化された環境の職場は、従業員、管理職、幹部といった階級があり、ESTJ(幹部型)が快適に働ける環境です。上司と部下の上下関係があり、報告体制が明確になっている組織の中で、キャリアを目指すのが向いています。

柔軟性を持つことを心がける

ESTJ(幹部型)が転職を成功させるには、柔軟性を持つことを心がけることが必要です。秩序や規律を重んじるESTJ(幹部型)は、仕事面でも決まったルールに沿って業務を遂行することを望みます。高みを目指すことは良いことですが、周囲に多くを期待してしまうと、厳しい要求や、口調が強くなってしまうことがあります。

長所を評価され、リーダーや管理職に抜擢されたとしても、人間関係がスムーズでないと成果が上がらなくなることもあるのです。日頃から、柔軟性を持てるよう心がけておくようにしましょう。

他者の意見を尊重する姿勢をアピールする

自己PRや面接では、ESTJ(幹部型)の強みに加え、他者の意見を尊重する姿勢もアピールしましょう。ESTJ(幹部型)の強みである、責任感やリーダーシップ力の高さ、秩序や規律を重視する点は評価されされます。

しかし、多くの応募者を見てきた採用担当は、組織の中で周りを取りまとめる際に自己中心的になるのではないかと思うこともあります。ESTJ(幹部型)の強みを活かして仕事に取り組む一方、他者の意見も尊重する姿勢をアピールすることで、自己分析ができていると、より良い印象を与えられます。

自分に合った転職エージェントを利用する

転職を成功させるには、自分に合った転職エージェントを利用するのもおすすめです。転職エージェントは、経験豊富なキャリアアドバイザーが在籍し、求人動向や転職ノウハウに長けています。求職者の強みや特徴を引き出し、最適な求人情報を紹介してくれます。

また、転職エージェントは求人の紹介だけでなく、職務経歴書のアドバイスや面接対策、キャリアアドバイス、交渉支援などもサポートします。さらに、仕事をしながら自力で探す場合に難しい、日中の企業とのやり取りの代行も行うため、就職活動に費やす時間と手間を大幅に減らせます。

 ESTJ(幹部型)の特徴を理解して、より良いキャリアを築こう

転職活動において、自己分析をして自分を知ることはとても重要です。ESTJ(幹部型)の強みである責任感の強さや、リーダーシップを発揮できる能力は、転職活動では有利です。しかし、この記事で紹介したように、強みがプラスになる反面、弱みに転じてしまうこともあります。

ESTJ(幹部型)の特徴を理解し、満足度の高い転職活動を目指してより良いキャリアを築きましょう。

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