シンカキャリア
SYNCA

MBTI診断

ENTP(討論者型)の性格特徴と適職は?革新的なアイデアを活かしたキャリア選びのコツ|MBTI

シンカキャリア編集部

シンカキャリア編集部

更新日:2024/09/14

ENTP(討論者型)は、好奇心が旺盛で、新しいことへの挑戦を恐れず変化を楽しむため、新しいアイデアを生む仕事や、探求心や、広く深い知識が求められる仕事に向いています。本記事では、ENTP(討論者型)の性格や特徴と、適職について解説します。また、革新的なアイデアを活かしたキャリア選びについても紹介しますので、転職を考えているENTP(討論者型)の方は、ぜひ参考にしてください。

目次

ENTP(討論者型)は、好奇心が旺盛で、新しいことへの挑戦を恐れず変化を楽しむため、新しいアイデアを生む仕事や、探求心や、広く深い知識が求められる仕事に向いています。

本記事では、ENTP(討論者型)の性格や特徴と、適職について解説します。また、革新的なアイデアを活かしたキャリア選びについても紹介しますので、転職を考えているENTP(討論者型)の方は、ぜひ参考にしてください。

▼MBTI診断について詳しく知りたい人はこちら

【保存版】MBTI診断(16Personalities性格診断テスト)とは?|16タイプの性格・相性・仕事も解説

 ENTP(討論者型)の基本的な性格3選

ENTP(討論者型)は分析力や柔軟な想像力を持ち合わせ、アイデア力に優れたカリスマ性が特徴です。ここからは、ENTP(討論者型)の基本的な性格について解説します。

好奇心旺盛で多才

ENTP(討論者型)は好奇心が旺盛で、幅広い分野に興味を持ち、探究心が強い多才な性格です。常に新しい情報や知識を得ることを楽しみ、物事をいろいろな角度から捉えられるのが特徴と言えます。

また、アイデア力に優れ、チャレンジ精神も旺盛、型にはまらないタイプでもあります。人とは違う視点で物事を捉え、発想力が豊かでクリエイティブな思考力の持ち主です。常に新しいことにチャレンジすることに意欲的なため、失敗をしても簡単には折れないパワーを持っています。

論理的思考を持ちながら柔軟な発想ができる

ENTP(討論者型)は頭の回転が早く、人と話すことが好きな性格です。常に的確な判断ができるため、議論や討論でもためらうことなく向かっていけます。論理的志向を持ちながら、柔軟な発想ができるため、周囲からは「頭の良い人」と思われることが多いです。

また、論理的な思考と柔軟な発想は、人間関係においても活かされます。ユーモアと社交性を持ち合わせているため、ENTP(討論者型)の周りには、気が付くと人が集まっているということも多いです。

新しい挑戦を恐れず、変化を楽しむ

好奇心が旺盛なENTP(討論者型)は、新しい挑戦を恐れず、変化を楽しむ性格です。安定より刺激を求め、自分の興味があることがあれば、とことん追求し、常に斬新な可能性を探しています。

また、型破りな思考や姿勢により、周囲からは「変わり者」と思われることも少なくありません。しかし、自己肯定感が強いENTP(討論者型)にとって、人と違うことこそが誇りでもあります。

ENTP(討論者型)の特徴

ENTP(討論者型)は、アイデア力に溢れた、カリスマ性が特徴です。新しいアイデアを生み出す発想力に長けていて、ほかの人が解決できないような課題にも、果敢に取り組みます。また、ENTP(討論者型)は言動に一貫性があり、有言実行するタイプなので、周囲からの信頼も厚いです。

E・N・T・Pそれぞれの意味

E・N・T・Pのアルファベットは、興味の方向性、情報の処理方法、判断基準、物事の進め方の4つの指標を表しています。具体的には以下の通りです。

E:外向型(Extrovert)

社交的でカリスマ性を持ったリーダータイプ

N:直感型(Intuition)

頭の回転が早くクリエイティブ思考なタイプ

T:思考型(Thinking)

客観的な分析により、討論と論破が得意なタイプ

P:知覚型(Perceiving)

自分への絶対的な自信を持って、前線に出ていくタイプ

ENTP-TとENTP-Aの違いは?

MBTIの各性格タイプは、同じ性格でも「T」と「A」に分類され、Tは慎重型、Aは自己主張型で、考え方や価値観が異なります。ENTP(討論者型)の基本的な性格は、分析力や柔軟な想像力を持ち合わせ、アイデア力に優れていることです。

ENTP-Tは、責任感が強くストレスを受けやすいのが特徴。他人の感情に機微に敏感で、一般的にネガティブ思考と言われます。

一方、ENTP-Aは、頭の回転が早く、周りを引っ張っていくカリスマ性を持っています。周囲との協力関係を築くのが得意で、ストレスを感じにくいのも特徴です。

ENTP(討論者型)の長所

ENTP(討論者型)の特徴を理解して適職を見つけるには、アピールポイントとなる長所を知ることが重要です。ここからは、ENTP(討論者型)の長所について解説します。

 創造的なアイデアを生み出す力

発想力が高くクリエイティブな思考力を持ち合わせているENTP(討論者型)の長所は、創造的なアイデアを生み出す力を持っていることです。アイデアを形にするための努力を惜しまず、自分の考えに自信をもって発信すると同時に、失敗することも恐れないパワーを持っています。

ENTP(討論者型)が持つ柔軟な発想力は、仕事の上でも貢献できるため、成果につながる可能性も高いと言えます。

論理的な問題解決能力

ENTP(討論者型)は頭の回転が早く、論理的な問題解決能力を持っています。論理的な思考に加え、柔軟性を併せ持っていて、複雑な問題に直面した際、効果的な解決策を見つけることが得意です。

また、的確な分析や論理的な観察力を得意とするため、仕事において、メンバーの特性を活かし、チームに貢献することができます。さらに、周囲からの信頼も厚く天性のリーダータイプとも言えます。

柔軟で適応力が高い

ENTP(討論者型)は変化やリスクを恐れないため、柔軟で適応力が高いのが長所です。新しい課題に積極的にチャレンジすることを楽しみ、達成できた時に強い喜びを感じます。

また、ENTP(討論者型)は、議論や討論の場でも、柔軟な適応力を活かし、臆することなく向かっていける性格です。さらに、プレゼンも得意としているため、柔軟で適応力が高い長所と共に、仕事での活躍が期待できます。

ENTP(討論者型)の短所

自分の性格を理解するためには、長所を知ると同時に、短所を知ることも重要です。ここからは、ENTP(討論者型)の短所について解説します。

細部に気を配ることが苦手

ENTP(討論者型)は、アイデアを次々と生み出すことが長所である一方、細部に気を配り実現するための地道な作業は苦手なことが短所です。ルーティンワークやルールに沿った細かいことなど、ミスを生じさせない作業が求められる環境では、ストレスを感じて途中で投げ出してしまうことがあります。

ENTP(討論者型)は判断力や発想力を活かして、創造的なアイデアを生み出す過程を楽しみたいため、コツコツと成果を積み上げていく作業がとても苦手です。

計画性に欠けることがある

好奇心が旺盛なENTP(討論者型)は、次から次へと興味のあることに目移りしてしまい飽きっぽい一面があります。好きなことはとことん突き詰める反面、つまらないと感じることを後回しにしてしまう癖があり、計画性に欠けるのが短所です。

たとえば、プロジェクトを始めるのは得意ですが、計画性に欠けるため、完了させるのに苦労することがあります。また、頭の回転の早さから、常に複数のことを考えてしまい、一つのことに集中できない性格です。そのため、中途半端な結果に終わることも少なくありません。

長期的なプロジェクトに対する忍耐力が弱い

ENTP(討論者型)は短期的な興奮や刺激に駆り立てられやすく、長期的な計画や目標に集中するのが苦手です。そのため、長期的なプロジェクトに対する忍耐力が弱いという短所があります。

ENTP(討論者型)は常に新しい挑戦や変化を求めるため、ルーティンワークや反復的な作業が続くとモチベーションを維持できず、途中で興味を失ってしまいます。プロジェクトが完了する前に、次の新しいアイデアや課題に目を向けてしまうことがしばしばあるのです。

ENTP(討論者型)の日本人における割合

ENTP(討論者型)の日本人における割合は5.19%で、16タイプで10位です。

また、各性格のT型とA型の32タイプにしてみると、ENTP-Tは2.55%で17位、ENTP-Aは2.64%で16位です。(※1)

同じタイプでも、T型とA型で割合が大きく異なる場合もありますが、ENTP(討論者型)は日本人における割合がT型とA型でほぼ半々となっています。

(※1)参考:ENTP(討論者型)の性格タイプを徹底解説!特徴・あるある・相性・芸能人 | Spicomi

ENTP(討論者型)との相性が良い人・悪い人は?

ENTP(討論者型)との相性が良い人・悪い人の性格タイプや、考え方などを知っておくことで、仕事での接し方を臨機応変に変え、人間関係を円滑にすることができます。ここからはENTP(討論者型)との相性が良い人と悪い人を紹介します。

「ENTP(討論者型)」と相性が良いのは「ISFP(冒険家型)」

ENTP(討論者型)とISFP(冒険家型)はお互いに好奇心旺盛なアイデアマンで、刺激しあえる関係になるため相性が良いです。また、議論好きな性格なので、仕事においては納得がいくまで話し合ったり、アイデアを出し合うなど、楽しみながら解決に導いていけます。

頭の回転が早いENTP(討論者型)は、時には周りを振り回してしまうことがありますが、穏やかでおおらかな性格のISFP(冒険家型)が上手くフォローしてくれて、良い関係を築けます。

「ENTP(討論者型)」と相性が悪いのは「ISFJ(擁護者型)」

ENTP(討論者型)とISFJ(擁護者型)は正反対の性格で、類似する点が全くないため、相性が良くありません。ENTP(討論者型)は物事に積極的に取り組み、目的のためならルールを軽視することもあります。

一方、ISFJ(擁護者型)は慎重派で控えめな性格で、何があってもルールは厳守するタイプです。ENTP(討論者型)とISFJ(擁護者型)は価値観が全く違います。

しかし、考え方は違っても、仕事で同じ目標に向かっている時には、両者で十分話し合い、お互いの理解を深める努力をするようにしましょう。

▼ENTP(討論者型)のほかのタイプとの相性を知りたい人はこちら

ENTP(討論者型)に最適な相性タイプとは?挑戦的なパートナーを見つける方法|MBTI

ENTP(討論者型)に向いている仕事

  • ジャーナリスト
  • ゲームデザイナー
  • 商品企画

アイデア力に優れ、チャレンジ精神が旺盛なENTP(討論者型)は、仕事でも好奇心を満たしながら常に学ぶことができる環境を好みます。また、独創的な発想で新しいアイデアを生み出すことや、人と議論して解決策を見つけるのが得意です。

探求心や、広く深い知識がもとめられる「ジャーナリスト」や、新しいアイデアが求められる「ゲームデザイナー」「商品企画」などの仕事は、ENTP(討論者型)の強みを活かせる仕事として向いていると言えます。

ENTP(討論者型)に向いていない仕事

  • データ入力
  • ライン工
  • 総務

ENTP(討論者型)はルーティンワークや、きっちりとしたマニュアルのある業務が苦手です。また、スケジュール通りに進める仕事や、細部に気を配らなければいけない仕事ではミスをしてしまうことがあるため、得意としません。

繰り返し作業の多い「データ入力」「ライン工」、細心の注意を払うことが求められる「経理職」、きっちりとしたマニュアルのある「総務」の仕事は、ストレスを感じてしまうため向いていない仕事と言えます。

▼ENTP(討論者型)の仕事について詳しく知りたい方はこちら

ENTP(討論者型)に最適な仕事とは?おすすめの職業12選とキャリア選びのポイント|MBTI

ENTP(討論者型)の仕事でのパフォーマンス

ここからは、好奇心旺盛で安定よりも刺激を求めるENTP(討論者型)は、仕事でどのようなパフォーマンスがあるのかを解説します。

ENTP(討論者型)の職場での強み

ENTP(討論者型)の職場での強みは、観察力と的確な分析で、高いリーダーシップを発揮し、チームを率いることです。

また、論理的思考と柔軟性を持ち合わせていている点も強みと言えます。複雑な問題に対して効果的な解決策を見つけることを得意とし、問題解決能力に優れています。

さらに、新しいアイデアや解決策を生み出す能力が高く、革新的なアプローチを好みます。他の人が常識と思って見落としてしまうことにも疑問を持ち、提案を投げかけチームをより良い方向に導ける点も強みです。

ENTP(討論者型)の職場での改善点

強い信念を持つENTP(討論者型)は、細かいルールが決まっている環境の中では、働きづらさを感じます。しかし、組織の中で円滑に業務を行うためには、必ず守るべきルールとそうでないものを区別して行動することが必要です。

また、常に新しいことへの興味を持つENTP(討論者型)は、飽き性で衝動的な行動をしてしまうことがあります。アイデアを提案することは得意ですが、それを実現するプロセスの途中で他のことに興味を持ってしまうのです。自分のアイデアを形にしてくれる人と一緒に仕事をすることが望ましいです。

ENTP(討論者型)の転職のアドバイス5選

ENTP(討論者型)が転職で成功するためには、長所を活かすとともに、短所を補う

とが必要です。ここからはENTP(討論者型)の転職のアドバイスについて解説します。

自分のアイデアを活かせる職場を選ぶ

ENTP(討論者型)は独創的なアイデアや柔軟な発想を持っていて、アイデアを形にするための行動を惜しみません。また、自分の考えを、自信を持って世の中に発信する力も備えています。もともとクリエイティブな上に、好奇心の旺盛さから気になることを追求するため、積み重ねた知見により生み出すアイデアを活かせる職場の選択が、成功のカギです。

ビジネスチャンスを増大させる能力が求められる「事業開発マネージャー」や、生み出したアイデアがそのまま形となり、世の中に発信される「コピーライター」などが向いています。

変化を楽しむ姿勢をアピールする

ENTP(討論者型)が転職活動をする際、強みである変化を楽しむ姿勢をアピールすることが重要です。ENTP(討論者型)は好奇心が旺盛で、常に新しいことに興味を示すため、変化のある頭脳労働を得意とします。一方、単純作業やルーティンワークは変化があまり感じられず、すぐに飽きてしまうのです。

具体的には、変化やリスクを恐れることなく、新しい課題やチャレンジに、積極的にチャレンジできる点をアピールします。さらに、ストレスフルな状況でも、楽しんで対応する自信があることをアピールするのが良いでしょう。

計画性を補う方法を考える

ENTP(討論者型)はさまざまなことに興味を示すため、一つのことに集中して成し遂げることを苦手とします。仕事で成功するためには、ENTP(討論者型)が苦手とする計画性を補う方法を考える必要があります。

ENTP(討論者型)は良いアイデアを生み出すことは得意ですが、計画性を持ってアイデアを形にし、実現するエネルギーを持ち合わせていません。他の人では思いつかないような、クリエイティブ性あふれるアイデアを、形にしてくれる人と一緒に仕事をすることで、計画性を補うことができます。

長期的なキャリア目標を意識する

常に刺激を求めるENTP(討論者型)は、コツコツと作業する仕事やルーティンワークは退屈に感じてしまい、長続きしません。職業を選択する際には長期的なキャリア目標を意識することが重要です。

ENTP(討論者型)は変化を楽しむ傾向があるため、常に新しい環境が舞い込む刺激的な仕事に向いています。具体的には、提案力や企画力を求められる「マーケター」や「企画開発力」の仕事で、長期的なキャリアを目標にすると良いでしょう。

自分に合った転職エージェントを利用する

転職を成功させるためには、自分に合った転職エージェントを利用するのがおすすめです。転職エージェントは、専任のキャリアアドバイザーが求職者の適正や強みに合った求人を紹介してくれ、非公開求人も多く取り扱っています。

また、職務経歴書のアドバイスや、面接対策、交渉支援など転職活動のさまざまな面でのサポートを受けられます。働きながら、転職活動をする際に困難になる、日中の企業とのやり取りの代行などもしてもらえるため、効率的に転職活動を進めることが可能です。

ENTP(討論者型)の特徴を理解して、より良いキャリアを築こう

MBTIの結果をもとに転職を目指すには、ENTP(討論者型)の特徴を理解することが重要です。ENTP(討論者型)は頭の回転が早く、論理的な思考を得意とし、自分の意見をはっきり伝えられる性格です。また、好奇心が旺盛で柔軟な発想力を持っている点も強みと言えます。

転職で長期的なキャリアを目指すには、ENTP(討論者型)の長所を活かし、短所を上手く補うことが成功のカギです。自分に合った転職エージェントも利用しながら、転職を成功に導きましょう!!

シンカキャリア編集部

シンカキャリア編集部

SYNCAはミスマッチのない採用を目指す、管理部門に特化したメンバー~マネージャー採用向けのダイレクトリクルーティングサービスです。シンカキャリア編集部は、転職活動をする方にとって役立つ情報を発信し、個々のキャリア形成をサポートしていきます。

SYNCAトップ/MBTI診断/ENTP(討論者型)の性格特徴と適職は?革新的なアイデアを活かしたキャリア選びのコツ|MBTI