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MBTI診断のISTP(巨匠型)は、優れた問題解決能力と鋭い感性を持った、職人気質タイプです。
今回は、ISTP(巨匠型)「あるある」と性格をご紹介します。自分の性格と特徴、強みを理解して、転職活動や面接の受け答えなどの参考にしてみてください。
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ISTP(巨匠型)あるある|性格・特徴
ISTP(巨匠型)は基本的にクールな一匹狼タイプであり、感情的にならず、多少のことには動じない冷静さを持っています。感情よりも事実を重視し、情報を分析する鋭い観察眼を持っているのが特徴です。
論理的思考を好むので、感情を表に出すのは苦手であり、それがストレスとなってしまう場合もあります。
また、クールで内向的であると同時に、好奇心旺盛な側面も持っており、新しいことにもどんどんチャレンジしていくというフットワークの軽さも特徴の一つです。
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ISTP(巨匠型)の性格特徴と適職は?実践的なアプローチで成功する仕事選びのコツ|MBTI
ISTP(巨匠型)の「あるある」から見る仕事選びのポイント
ISTP(巨匠型)は好奇心や探求心が強く、興味のあることに黙々と取り組むことができる職人気質です。
この項では、ISTP(巨匠型)の「あるある」を紹介するとともに、どのような仕事がISTP(巨匠型)に向いているのかを解説していきます。
手を動かして理解するのが得意!実践的な職場が向いている
ISTP(巨匠型)は手先が器用なので、機械操作や修理作業など、物理的な実務の高いスキルを持っています。例えば修理などをする際には、マニュアルなどを見て何が原因かを理屈だけで考えるのではなく、実際に開けてみて、どうなっているのかを理解して、問題を解決することが得意です。
分析力に優れた理論派の一面もありますが、実際に自分の手で作業をする職業に向いています。
【作業技術が必要な仕事】
- エンジニア
- メカニック
- 電気技師
独立して仕事を進められる環境がベスト
ISTP(巨匠型)は束縛されることが嫌いです。人とのしがらみや時間に拘束されることが苦手なので、自分のペースで仕事を進めることを得意としています。また、大人数での仕事も得意ではなく、独立心も強いため、フリーランスや技術職などがベストです。
【独立して進められる仕事】
- プログラマー
- 整備士
- Webデザイナー
柔軟な思考と解決力を活かせる職種を選ぼう
ISTP(巨匠型)は、論理的かつ柔軟な思考回路を持っています。分析力も高く、速やかに問題点を見出し、合理的な解決策を提示する問題解決能力に優れているところが大きな長所です。
ISTP(巨匠型)の長所は、柔軟な対応と、迅速に問題解決が必要とされる職場で最大限に発揮されるので、IT業や製造業などの職場に向いています。
【問題解決能力が活かせる仕事】
- ITサポート技術者
- 機械などに携わる技術職
- 製造業などの物流コーディネーター
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ISTP(巨匠型)に最適な仕事とは?おすすめの職業9選とキャリア選びのポイント|MBTI
ISTP(巨匠型)なら共感できる「あるある」10選
次にISTP(巨匠型)なら誰でも頷いてしまう「あるある」をご紹介していきます。ISTP(巨匠型)が思わず共感してしまうエピソード10選です。
1. 細かい指示があるとストレスを感じる
ISTP(巨匠型)は束縛されることが苦手で、自由に仕事をしたいタイプです。〆切などで時間に追われたり、仕事のやり方などに細かく指示を出されたりすると、ストレスを感じてしまいます。
職人肌で、もともと自由に行動することを好む一匹狼タイプなので、人にとやかく言われることが苦手です。
また、感情を表に出すことが苦手なので、自分の思っていることが素直に言えず、人間関係のストレスを抱え込みやすい面もあります。
2. 問題が発生するとすぐに手を動かして解決する
ISTP(巨匠型)は何か問題が発生したときには、頭で考えるよりも、自分の手を動かして、解決策を探るタイプです。マニュアルを読んで解決するよりも、実際に機械を触って解決する方法を好みます。
複雑な仕組みを理解する能力を持っている上に、機械や道具の操作に長けているため、実際に分解したり修理しながら作業をして、自分の手で問題点を探し当て、解決策を見出すことが得意です。
3. 実践的な仕事が得意
ISTP(巨匠型)は、機械などの複雑な仕組みを理解する能力にも長けていますが、理論だけでなく、実際に自分の手を動かして、実践的な作業をすることを得意としています。単独で作業をする環境を好み、理論よりも実際に作業をして解決策を模索するタイプです。
実践的な仕事を得意としていますが、同時に高い分析力も持っており、ものごとの仕組みを論理的に理解する能力があります。
4. 長い会議が苦手
ISTP(巨匠型)は自分のペースで自由に働くことを好むため、長い会議や議論が苦手です。長時間、会議室で議論するよりも、実際に作業を進めるほうがに価値があると考えています。
また、束縛されることも苦手なので、長時間にわたって拘束されることを嫌います。性格的に、自分から積極的にコミュニケーションをとることを得意としていないので、「理屈をこねるよりもまず実践」というタイプです。
5. 変化に対応できる柔軟性がある
ISTP(巨匠型)は突然のプロジェクトの変更や予期していない状況など、ものごとの変化に柔軟に対応することができます。
予測不可能なことが起こっても臨機応変に対応することができるのは、冷静な判断力と論理的な思考力を活かし、問題を解決する能力に優れているからです。
また、問題解決能力に優れているだけでなく、柔軟性と適応力に優れているため、変化の激しい業界や、次々と違う課題が発生する職場などで、その真価を発揮できます。
6. 単独で作業する方が効率的に進む
ISTP(巨匠型)は単独で、自分のペースで仕事をすることを好みます。内向的な性格であり、コミュニケーションを取るのが苦手なので、チームで協力する仕事は不得手です。
プロジェクトチームなど、協力体制が必要な仕事よりも、自分一人で集中して仕事をするほうが、効率よく作業が進むため、単独での仕事のほうが向いています。
独立心が強いため、誰かの意見に左右されることを嫌い、自分単独の意志で行動することを好みます。
7. 効率的な方法を常に模索する
ISTP(巨匠型)は実践的なスキルに優れており、柔軟な考え方ができるタイプです。また、好奇心旺盛なので作業をしていても、常により効率的に作業を進める方法を模索しています。
実務的な作業というのは基本的にやりかたが決まっていますが、ISTP(巨匠型)は手先の器用さと論理的な思考を両立させているため、より専門的でより高い技術を追求していく性格です。
8. 物理的な作業が得意
ISTP(巨匠型)の大きな特徴は、工具を使った技術的な作業が得意で、スキルも高いことです。
手先が器用なので、さまざまな機械の整備やメンテナンスに適しています。
また、問題解決能力にも優れているため、トラブルシューティングを楽しめるタイプです。技術力と分析力を兼ね備えているISTP(巨匠型)は、エンジニアリング職でその能力を最大限に発揮できます。
9. 他人に干渉されるのが苦手
ISTP(巨匠型)は独立心が強く、自分のペースで仕事を進めるのが好きです。
他者からの干渉を嫌い、人間関係の煩わしさや時間的な制約にも抵抗を感じやすい傾向があります。
また、感情を表現したり相手に感情的なサポートを提供するのが得意ではないため、人と過度に関わる仕事には向いていません。自己管理能力が高く、自分の判断で作業を進めて完結できる仕事に適しています。
10. 短期間で結果が見える仕事を好む
ISTP(巨匠型)は、長期にわたるプロジェクトのような仕事よりも、すぐに結果が出せる業務を好みます。技術的なスキルが高いので、機械修理やメンテナンスなど、具体的な成果がすぐに見える物理的な業務が得意です。
目の前の問題解決能力に優れており、予期せぬトラブルであっても緊急時であっても、感情に左右されず、最善の解決策をすぐに見出すことができます。
ISTP(巨匠型)の転職あるある!こんな時どうする?
感情に流されない、クールで職人気質のISTP(巨匠型)は、長所も多いですが、コミュニケーションが苦手であるなどの短所もあり、転職活動のときに悩む方も少なくないでしょう。
この項ではISTP(巨匠型)が転職する際に気になるであろう「あるある」な状況と、その対処法を解説します。
職場で細かい指示が多すぎると感じた時の対処法
ISTP(巨匠型)は独立心が強く、人からの干渉を苦手とするため、職場で細かく指示されるとストレスを感じやすいタイプです。むしろ一人で仕事を進めた方が成果を出しやすいのですが、感情を表に出すのが苦手なため、それを上手く伝えることが難しいこともあります。
そのような悩みがある方は、キャリアアドバイザーに助言を求めてみましょう。キャリアアドバイザーは専門職なので、いろいろな相談を受けており、的確なアドバイスをしてくれます。
単調な作業に飽きてしまう
ISTP(巨匠型)は手先が器用で作業に向いているタイプですが、同じ作業が続くと飽きてしまう傾向が強いです。
技術的な作業だけに限らず、デスクワークのルーティンワークのように、同じことを繰り返す仕事では、モチベーションも作業効率も下がってしまいます。
基本的に単調な作業に向いているタイプではないので、そのような業務を変えられない場合には転職も視野に入れましょう。転職エージェントにはさまざまな案件がありますので、 ISTP(巨匠型)に向いている転職先も提案してくれます。
フレキシブルに働ける職場を見つけるための転職活動の進め方
ISTP(巨匠型)は束縛されることが嫌いなので、自由度が高い柔軟な働き方をしたいと考えています。ルーティンワークを得意としていないため、フレキシブルで、常に変化のある環境が、ISTP(巨匠型)の長所を発揮できる職場です。
転職サイトだけでは、実際にどんな企業なのかを判別しにくいので、転職エージェントを利用してみることをおすすめします。転職エージェントのアドバイスを活用すれば、より理想に近い転職先が見つけられます。
ISTP(巨匠型)の強みを活かす転職活動のコツ
ISTP(巨匠型)には長所がいくつもありますので、最後にISTP(巨匠型)の強みを活かす転職活動のコツをご紹介しておきます。
実践的スキルと柔軟な問題解決力を自己PRでアピールしよう
ISTP(巨匠型)は「実践的なスキル」と「課題を柔軟に解決できる問題解決力」という大きな長所を持っています。「実践的なスキル」は作業現場などで必要とされる能力です。また、どんな仕事でもフレキシブルに対応しなければならない問題は日々発生しますので、「柔軟な問題解決力」も全面的にアピールすべき能力といえます。
コミュニケーションを得意としないISTP(巨匠型)ですが、転職先にいかに貢献できるかを真摯に伝えることが大切です。
【ISTP(巨匠型)の強みを生かした自己PR】
私は、実践的なスキルを活かし、常に改善を試みながら、効率的に業務を行うことが得意です。また、不測の事態にも柔軟に対応できる高い問題解決能力を持っています。
前職では、技術をスキルアップすること、最新の知識や技術を取り入れることをを意識しながら勤務をしておりました。機械のメンテナンスやトラブルシューティングに関しては、高い技術を持っていると自負しております。
また、予期せぬ問題が起こった際にも、分析力を生かし、冷静な判断と迅速な処理で、問題を解決してきました。
新しい環境や変化に対応することを得意としており、単独で行う作業でも、自己管理を徹底して業務を遂行することが可能です。このスキルと問題解決能力を活かし、即戦力として、御社に貢献したいと考えています。
転職エージェントのサポートで、自分に合った職場を見つける方法
フレキシブルな職場で働きたいISTP(巨匠型)が、自分の長所を活かせる転職先を見つけるためには、転職エージェントを活用することが有効です。
転職エージェントには転職のプロであるアドバイザーがいますので、自分の強みや適性を理解してくれて、あなたに合った職場を紹介してくれます。
アドバイザーとじっくり相談して、自分の長所を活かせる転職先を見つけましょう。
ISTP(巨匠型)だからこそ活躍できる職場環境の見つけ方
ISTP(巨匠型)は実践的なスキルと問題解決能力が長所であり、変化の多い環境や、予期せぬ問題に柔軟に対応できるところも大きな強みです。
新しいことにチャレンジすることも得意なので、技術職だけでなく、常に変化を求められる職場環境で真価が発揮できます。
転職エージェントを活用して、自分の長所を活かせる転職先を見極め、自由に楽しく働ける職場を選びましょう。
ISTP(巨匠型)あるあるを活かして、自分にピッタリの仕事を見つけよう!
転職活動の際には、ISTP(巨匠型)の「あるある」な特徴をよく認識して、長所と苦手分野を理解し、自分の個性にあった職場を選びましょう。
自分の長所を活かせる職場であれば、長く、楽しく働くことができます。そのためには転職エージェントを積極的に利用することがおすすめです。