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ENTJ(指揮官型)の方は、生まれつきリーダーの素質を持っている方です。集団をまとめながら目的に向かって突き進みます。論理的思考力や意志の強さも兼ね備えているので、難易度の高いプロジェクトでも成功に導けるのが特徴です。
この記事では、ENTJ(指揮官型)の方の性格や「あるある」から、適職の探し方まで解説します。転職活動を検討しているENTJ(指揮官型)の方はぜひ参考にしてください。
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ENTJ(指揮官型)あるある|性格・特徴
ENTJ(指揮官型)の方は非常に魅力的で高いリーダーシップを持っています。周囲の方から頼りにされることが多いのが特徴です。また、ENTJ(指揮官型)の方は他人の能力を見極める能力も高いので、大きいチームでも1人ひとりに適した役割を持たせて、仕事を成功に導きます。
自己主張が強くて交渉や駆け引きを好むうえ、自分にも他人にも厳しい面はありますが、他人の能力に対して敬意を払うのを忘れません。相手を見下すような態度を取らないのも長所です。
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ENTJ(指揮官型)の性格特徴と適職は?リーダーシップを活かしたキャリア選びのコツ|MBTI
ENTJ(指揮官型)の「あるある」から見る仕事選びのポイント
ENTJ(指揮官型)の方はエネルギッシュで組織を動かす力に長けています。組織の規模が大きくても小さくてもリーダーシップを発揮し、仕事を成功に導けるのも長所です。
この項では、ENTJ(指揮官型)「あるある」を通して、ENTJ(指揮官型)に適した仕事を選ぶ方法を具体的に紹介します。
目標に向かって突き進む!成果志向の職場が向いている
ENTJ(指揮官型)の方は、常に自分で目標設定しながら目標達成に向けて努力を怠らないのが特徴です。また、行動力も非常に高いので、年功序列の職場より成果思考の職場で働く方が能力を発揮しやすくなります。
成果志向の職場は、仕事の成果を重視して報酬や人事を決めるので、ENTJ(指揮官型)の方にとっては仕事の成果を実感しやすいのもメリットです。
【成果志向の職場や仕事】
- 不動産や保険などの営業職
- コンサルタント
- 外資系企業
チームをリードする力を発揮できる職場がベスト
ENTJ(指揮官型)最大の長所は、優れたリーダーシップ能力を備えているところです。ENTJ(指揮官型)の特性を最大限に発揮できる仕事がしたい場合は、社員を牽引して企業や事業を成長させる職業を選びましょう。ENTJ(指揮官型)の方は優れた判断力の持ち主でもあるので、大成功する可能性があります。
【チームをリードする力を発揮できる仕事】
- プロジェクトマネージャー
- 商社
- 起業家
戦略的な思考を活かせる職種を選ぼう
戦略的思考力は、ビジネスシーンでの意思決定に欠かせない能力です。ENTJ(指揮官型)の方は生まれ持って戦略的思考力が高く、複雑な問題でも長期的な視点を持ちながら多角的に観察し、複数の解決法を素早く見出します。多くの企業で重宝される人材になれる可能性が高いです。
【戦略的な思考を活かせる職種】
- マーケティング
- 経営コンサルタント
- 弁護士
▼ENTJ(指揮官型)に最適な仕事についてはこちら
ENTJ(指揮官型)に最適な仕事とは?おすすめの職業9選とキャリア選びのポイント|MBTI
ENTJ(指揮官型)なら共感できる「あるある」10選
ENTJ(指揮官型)の方にも、当事者だからこそわかる「あるある」があります。この項では、よく言われることを10点選んで解説するので、参考にしてください。
1. 効率的でないことが我慢できない
ENTJ(指揮官型)の方は短気で我慢をするのが苦手な方が多いです。とくに、自分が納得できないことや非効率な仕事のやり方には耐えられず、見つけたらすぐに改善しようとします。
短気で我慢ができないのは、自信家で納得しなければ動かないENTJ(指揮官型)の性格特性によるところが大きいです。また、ENTJ(指揮官型)の方は、「自分が納得できないことに時間を割くのは無駄」と考える傾向があります。
2. リーダーシップを取らないと気が済まない
強いリーダーシップはENTJ(指揮官型)の最も優れた特性ですが、時と場合によっては周囲の方との軋轢を生む原因になります。
リーダーではないときにも周囲の人を指導してしまって、「威圧的な人」「支配したがる人」と思われた経験がある方が多いのも事実です。
ENTJ(指揮官型)の方はカリスマ性があるので、自分から前に出なくても自然に人が集まってきます。周囲の方に反感を持たれないよう、「何としても自分がリーダーシップを取る」という振る舞いは慎しみましょう。
3. 常に次の目標を考えている
ENTJ(指揮官型)の方は常に思考を巡らせているので、優れたアイデアマンになることももできます。また、1つの目標を達成したらすぐ次の目標を設定して動き出せるので、職場では斬新なアイデアを次々生み出して実現できる人材と評価される方が多いです。
ENTJ(指揮官型)の方が生み出すアイデアは論理的で説得力があります。周囲の方が納得して受け入れてくれるのも特徴です。
4. 長期的な視点で計画を立てる
ENTJ(指揮官型)の方は、短期間で成果を出すのも長期的な視点で計画を立てるのも得意です。計画を立てるときにはリスクの考慮も忘れないので、生み出した計画はローリスクハイリターンなものになります。
結果、企業には大きな利益がもたらされ、「非常に有能な人材」と評価されるENTJ(指揮官型)当事者は多いです。また、ENTJ(指揮官型)の方には、日常生活でもきちんと計画を立て、十分に準備をしてから行動する傾向がよくみられます。
5. 競争心が強い
ビジネスにおいて競争力は、生産性の向上や革新的な活動をするのに不可欠な能力です。ENTJ(指揮官型)の方は競争を好み、常に勝利を追及するように行動するので、競争の激しい世界で働くのに適しています。
しかし、ENTJ(指揮官型)当事者のなかには、弱肉強食的な考え方をする方がいるのも事実です。強い競争心が行き過ぎると、周囲との関係がぎくしゃくしたり、「冷徹な人」と思われてしまったりすることもあります。
6. 自分の意見をストレートに伝える
ENTJ(指揮官型)の方は、遠回しな言い方よりストレートな言い方を好むタイプです。自分の考えや意見を素直にそのまま表現すると、相手にまっすぐ届きますが、行き過ぎると相手の気持ちを傷つけてしまうことになりかねません。
自分の意見をストレートに言ってしまうのは、ENTJ(指揮官型)の方が自分の意見を通そうと考える性格の持ち主だからです。良好な人間関係を壊さないよう、ENTJ(指揮官型)の方は相手の気持ちを考えて尊重しながら話す習慣を身に付けましょう。
7. 結果がすべてだと思う
ENTJ(指揮官型)の方は計画やプロセスより結果に重点を置きます。勝利至上主義は社員のモチベーションを向上させるメリットがありますが、チームワークを低下させたり社員に過度のプレッシャーを感じさせてしまうデメリットもあるのが事実です。
また、結果至上主義はENTJ(指揮官型)本人にも悪影響を及ぼすことがあります。失敗が続いてしまって、「自分には能力がない、価値がない」と考えるようになる当事者は実際に多いです。
8. 新しい挑戦に前向き
ENTJ(指揮官型)の方はチャレンジ精神旺盛です。未知の領域や難しい問題にも恐れず挑みます。結果、企業の業績向上と自分自身の成長を同時に実現する方が多いです。
チャレンジ精神旺盛な方は、前向きな思考、失敗してもくじけないメンタルの強さも兼ね備えています。周囲から尊敬される一方、後先を考えずに行動する傾向のために、「他人を振り回す存在」と思われてしまう当事者がいるのも事実です。
9. 感情よりも論理を優先する
論理的思考とは、物事を結論と根拠に分けてから筋道を立てる思考方法です。ENTJ(指揮官型)の方が高い問題解決能力・コミュニケーション能力・交渉力は、論理的思考力の高さに由来します。
ENTJ(指揮官型)の論理的思考はビジネスシーンで非常に役立ちますが、論理的思考ばかり続けていると他人の感情には疎くなりがちです。他人の感情に疎くなったために、周囲の方から距離を置かれた経験を持つ当事者もいます。
10. 決断が速い
ENTJ(指揮官型)の方は、効果的な決断を迅速に下す力の持ち主です。ビジネスシーンでは、意思決定・危機管理・緊急事態発生時に求められます。ENTJ(指揮官型)の決断力は柔軟性が高く、状況変化が激しい状況でも次々解決策を見出せるので、周囲から頼りになるリーダーとして認められる方が多いです。
また、ENTJ(指揮官型)の方は、常にリスクを考慮しながら決断するので失策が少なく、周囲から不信感を持たれることはほとんどありません。
ENTJ(指揮官型)の転職あるある!こんな時どうする?
ENTJ(指揮官型)の方は生まれつきのリーダータイプゆえに、転職活動で苦労するケースもよくみられます。この項では、ENTJ(指揮官型)の転職あるあるを、特性の短所をカバーする対応策と一緒に紹介するので、参考にしてください。
チームメンバーが思うように動かないとイライラする
ENTJ(指揮官型)の方は、自分がリーダーを務めるチームがうまく回らないと強いストレスを感じます。メンバーが思うとおりに動かないのは、メンバーがリーダーに対して不信感や不満を感じている証拠です。
仕事のメンバーにはさまざまな特性を持つ方がいます。ENTJ(指揮官型)の方が職場でチームを指揮するときは、自己主張をしすぎない・支配的な態度を取らない・メンバーの意見をよく聞く・忍耐力を持つの4点を意識するようにしましょう。
自分の力が発揮できない職場に不満を感じる
ENTJ(指揮官型)の方は、持ち前のリーダーシップ能力を存分に発揮できる職場を探しましょう。他人に従う働き方はENTJ(指揮官型)の方にとって強いストレスになります。
自分の強みを生かせる職種や職場を短期間で絞り込むなら、転職エージェントを利用してください。また、同じENTJ(指揮官型)の方でもどの特性が強いかは1人ひとり異なります。転職に成功するには、きちんとした自己分析が必要不可欠です。
戦略的なキャリアアップのための転職先の選び方
長期的にキャリアアップできる仕事を希望するENTJ(指揮官型)当事者には、大学教員のように、専門性が高くて地道に実績やキャリアを積む力を求められる職種を選ぶようにしましょう。
専門性の高い職業には、IT関連・WEBデザイナー・データアナリストなどもあり、ENTJ(指揮官型)当事者に適性がある職種は想像以上に多いです。自分の希望に叶う職場を選ぶためにも転職エージェントの利用は積極的にしてください。
ENTJ(指揮官型)の強みを活かす転職活動のコツ
転職でENTJ(指揮官型)ならではの特性や強みを活かせる仕事への転職に成功するには、自己PRの書き方が最も重要です。この項では、ENTJ(指揮官型)の方に適した自己PRの書き方について、実例を挙げながら解説します。
リーダーシップと戦略的思考を自己PRでアピールしよう
ENTJ(指揮官型)の方が転職用の自己PRを作成する際は、リーダーシップと戦略的思考をアピールした内容にしましょう。
自己PRは、自分がリーダーとしてチームを牽引してプロジェクトを成功させたことなど、具体的なエピソードを盛り込んで作成してください。さらに、転職後の会社で自分の能力をどのように活かしたいかも記載しておくと説得力が増し、採用につながる可能性が高くなります。
【ENTJ(指揮官型)のリーダーシップと戦略的思考を活かした自己PR】
私は、リーダーとしてチームを統率し、牽引するのが得意です。また、社内外の状況や課題を論理的かつ多角的に分析し、短時間で解決策を見出す力にも長けています。
今まで働いていた企業は複雑なプロジェクトが多かったのですが、私はすぐ効率的な計画を立て、メンバーが効率よく働けるように仕事の割り振りをし、いずれも短期間で成功させてきました。
貴社では、私のリーダーシップ能力と戦略的思考力を貴社の長期的目標を達成させるのに活かしたいです。
転職エージェントのサポートで、自分に合った職場を見つける方法
転職活動を決意したら、必ず転職エージェントに登録しましょう。専門のアドバイザーが付くので、自己分析やキャリアの整理が短期間で終わります。アドバイザーは職種ごとにも求められるスキルや能力についての知識を持っているので、相談しながら転職活動をすると早く適職に就ける可能性が高いです。
転職エージェントは、サイトによって提供しているサービスが異なります。登録する前には複数のサイトについて情報を集め、どのようなサービスを提供しているか必ず確認するようにしてください。
ENTJ(指揮官型)だからこそ活躍できる職場環境の見つけ方
ENTJ(指揮官型)の方は、チームワークが求められながらも自由度が高く、明確な目標と評価基準が設定されている職場で働くと最大限に力を発揮できます。逆に、規則が厳しい職場や協調性を求められる職場で働くのには向いていません。
とくに、ENTJ(指揮官型)でも活発さと戦略的思考力が高い方には、独立開業やフリーランスもおすすめです。活発な方は魅力的に見えるので、顧客が集まりやすくなります。また、戦略的思考力は顧客との関係作りだけでなく、自分のキャリアアップを図るのにも必要な能力です。
ENTJ(指揮官型)あるあるを活かして、自分にピッタリの仕事を見つけよう!
日本人のうち、ENTJ(指揮官型)の性格特性を持つ方は全体の約3%です。しかし、ENTJの特性が求められる職種は多く、自分に合う仕事がないと諦める必要はありません。
この記事で紹介した「ENTJあるある」を参考にしながら、転職エージェントなどを活用して十分な自己分析を行い、自分に最適な職業を見つけてください。