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ENFJ(主人公型)に最適な仕事とは?おすすめの職業9選とキャリア選びのポイント|MBTI

シンカキャリア編集部

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更新日:2024/09/14

ENFJ(主人公型)は、優れた人間関係構築能力と高い共感力を持つタイプです。温かいリーダーシップと他者を鼓舞する力は、チームを導く立場や人々へのサポートが求められる仕事で大きな強みとなります。この記事では、ENFJ(主人公型)に向いている仕事や、充実したキャリアを築くためのポイントを解説します。

目次

ENFJ(主人公型)は、優れた人間関係構築能力と高い共感力を持つタイプです。温かいリーダーシップと他者を鼓舞する力は、チームを導く立場や人々へのサポートが求められる仕事で大きな強みとなります。

この記事では、ENFJ(主人公型)に向いている仕事や、充実したキャリアを築くためのポイントを解説します。

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ENFJ(主人公型)は人間関係を重視する理想主義者

ENFJ(主人公型)は、優れた共感力と他者を動機づける能力を持つタイプです。周囲の人々の隠された能力を見抜き、温かいリーダーシップでチームを導きます。カウンセラーや教育者、人事マネージャーなど、人々の成長を見守る仕事で力を発揮する人材です。

一方で、他者からの評価が気になり、本来の自分を抑え込む傾向があります。また、理想を追求するあまり現実に直面するとストレスを感じやすく、問題から目を背けることも少なくありません。

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ENFJ-TとENFJ-Aの違い

ENFJ(主人公型)は、ストレスへの反応や自信の度合いによってTタイプとAタイプの2種類に分かれます。それぞれの性格の違いを把握し、自分のタイプの理解をさらに深めましょう。

ENFJ-T

ENFJ-Tは、他者の期待に応えるための努力を惜しみません。内省が得意なため常に自分の行動や考えを振り返り、改善点を探します。

ENFJ-Tの謙虚な姿勢は成長を促しますが、同時にストレスや不安を引き起こすこともあります。プレッシャーを感じたときは一度深呼吸し、落ち着いてから物事を考えるのがおすすめです。

ENFJ-A

ENFJ-Aは自信に満ちており、自己肯定感が高い傾向にあります。自分の能力を信じ、積極的に周囲を引っ張っていくリーダータイプです。

ただし、時として自信過剰になる可能性もあるため、他者の意見に耳を傾けフレキシブルに動くことが重要です。自己肯定感を活かしつつ、謙虚さとのバランスを取ることがカギとなります。

ENFJ(主人公型)の職場での強み3選

ENFJ(主人公型)が、職場でどのような強みを発揮するのか気になるところです。人間関係構築能力と共感力に優れた、温かいリーダー気質を持つ点を理解しましょう。

リーダーシップが強い

ENFJ(主人公型)はカリスマ性と温かみを兼ね備えた、人々を惹きつけるリーダーです。仲間の潜在能力によく気づくため、仕事やプライベートで他者の強みを引き出すことに喜びを感じます。

チームの調和を大切しながらも明確なビジョンを持ち、メンバーを共通の目標に向かって導きます。組織の発展と、メンバー個々の成長を同時に実現しようとするタイプです。

他者を理解し、共感する力が高い

ENFJ(主人公型)は優れた共感力と洞察力を持つため、他者の感情に敏感です。人の言葉の節々や顔色をよく観察しており、いつもと違う部分があると注意深く見守ります。

メンバーの異変にすぐに気づき、チーム内の対立を未然に防ごうとするタイプです。気遣いが得意なため、ENFJ(主人公型)がいるチームのメンバーは安心して仕事に取り組めます。

モチベーションを高める力

ENFJ(主人公型)は他者を鼓舞し、やる気を引き出すことが得意です。他者の性格を把握し長所を活かせる機会を与えるため、チームメンバーは自信とモチベーションが高まります。

また、ENFJ(主人公型)は、何事においても前向きに考える傾向があります。ポジティブな未来を魅力的に伝え、チーム全体のエネルギーを高めて目標達成に導こうとするタイプです。

ENFJ(主人公型)の職場での弱み3選

ENFJ(主人公型)はさまざまな強みを持つ一方で、職場環境における弱みも存在します。他者への配慮が強すぎる点や、理想主義がもたらす課題について理解しましょう。

過度に他者へ気を遣う

ENFJ(主人公型)は、過度に他者に対して気を遣う側面があります。他者の感情が気になるあまり、自分を押さえてまで周囲との調和を図ろうとしがちです。

リーダーシップがあるにもかかわらず、意思決定や問題解決の場面で本来の能力を十分に発揮できないことも少なくありません。自己主張と配慮のバランスを取れるようになると、リーダーとしての素質がさらに高まります

自己犠牲が強すぎる

ENFJ(主人公型)は、自己犠牲が強すぎる側面を持ちます。他者のニーズを満たすことに使命感を感じるあまり、しばしば自分自身の願望を後回しにしがちです。

自己犠牲が長期的に続くと、燃え尽き症候群や仕事のクオリティの低下につながります。自身の限界を見極め、ちょうどいいところで仕事を切り上げることも大事です。

現実的な問題への対応が遅れることがある

ENFJ(主人公型)は、現実的な問題を受け入れられず、対応が遅れることも少なくありません。理想が高いがゆえ、目の前の現実的な問題や細かな部分を見過ごしミスにつながることがあります。

細かなミスを放置していると、締切間近になって大慌てする原因となります。数か月単位での計画と目の前のタスクを連動させ、目標から逸脱していないか定期的なチェックが必要です。

ENFJ(主人公型)の仕事選びのポイント

ENFJ(主人公型)の特性を最大限に活かすには、自分に合った仕事を選ぶことが重要です。ここでは、ENFJ(主人公型)が仕事を選ぶ際に考慮すべき3つのポイントを紹介します。

人と関わる仕事を選ぶ

ENFJ(主人公型)は温かみのある人情深い側面を持つため、以下のような人と関わりながらチームを導く立場に向いています。

  • チームマネージャー
  • 人事部長
  • 組織開発コンサルタント

上記は人々の潜在能力を引き出し、チームの調和を保ちながら目標達成に導く立場です。メンバーと深く関われる仕事を選ぶことで、他者の成長を見守る喜びと自己実現の満足感を得られます

リーダーシップを発揮できる職場を選ぶ

ENFJ(主人公型)は明確なビジョンを持つため、以下のようなリーダーとしての立場に向いています。

  • チームマネージャー
  • プロジェクトリーダー
  • 組織開発コンサルタント

上記は、メンバーを導きチームを成長させる役割です。ENFJ(主人公型)の強みである目標を奥せず掲げる点や、周囲のモチベーションを高める力を十分に発揮できます。

人をサポートする仕事に就く

ENFJ(主人公型)は優れた共感力と他者の成長を促す能力を持つため、以下のような人々を直接サポートする仕事に向いています。

  • カウンセラー
  • キャリアコーチ
  • 教育コンサルタント

上記は他者の可能性を見出し、成長や成功をサポートする立場です。人をサポートする仕事に就くことで、他者の成功を間近で見られる喜びと、社会に貢献する実感を得られます。

ENFJ(主人公型)に向いている職業

ENFJ(主人公型)の特性を活かせる職業は、多岐にわたります。ここでは、ENFJ(主人公型)に向いている職業を3つのカテゴリーに分けて紹介します。

他人の心に関わる仕事

優れた共感力と理解力を持つENFJ(主人公型)には、以下のような他者の心理に深く関わる職業が向いています。

  • カウンセラー
  • コンサルタント
  • マーケティング職

上記は、人々の内面を理解しニーズに応える仕事です。自身の直感力と共感力を最大限に活用し、他者の人生や他企業の事業にポジティブな影響を与える喜びを得られます。

チームをリードする仕事

温かいリーダーシップと優れた人材育成能力を持つENFJ(主人公型)には、以下のようなチームを導く立場が向いています。

  • 人事マネージャー
  • 組織開発コンサルタント
  • NPO・NGO のリーダー

上記は部署や組織の垣根を超えて、さまざまな人々の力を合わせて目標達成を目指す職業です。ENFJ(主人公型)の強みである人々を鼓舞する能力や、他者の才能を引き出す力を存分に発揮できます

社会貢献度が高い仕事

強い理想主義と社会への貢献意識を持つENFJ(主人公型)には、以下のような社会的インパクトの大きい仕事が向いています。

  • 教育者
  • 社会福祉士
  • 環境活動家

上記は社会や個人の未来に直接的な影響を与え、目に見える変化を生み出す仕事です。ENFJ(主人公型)が持つ理想を実現しながら、社会に貢献する実感を得られます

ENFJ(主人公型)が向いていない職業

ENFJ(主人公型)の特性は多くの職業で活かせますが、強みを発揮しにくい職業があるのも事実です。ここでは、ENFJ(主人公型)が苦手とする仕事を3つのカテゴリーに分けて紹介します。

個人プレーが求められる仕事

チームワークと人々との関わりを好むENFJ(主人公型)には、以下のような孤立した環境での仕事は向いていません。

  • データアナリスト
  • 会計士
  • プログラマー(個人開発)

上記は長時間の一人作業が中心となり、他者との交流が限られる職業です。ENFJ(主人公型)の強みである対人スキルや共感力を活かす機会が少なく、孤独感やモチベーションの低下につながります。

分析的で客観性が強く求められる仕事

感情や直感を重視する傾向があるENFJ(主人公型)には、以下のような論理性や客観性が求められる職業は向いていません。

  • 統計学者
  • 科学研究者
  • 金融アナリスト

上記は、データや事実に基づいた冷静な判断が求められる職業です。ENFJ(主人公型)の他者との関係を重視する姿勢や理想主義的な傾向が、時として客観的な分析の妨げになる可能性があります。

競争が激しい職業

チームの調和に重きを置くENFJ(主人公型)は、以下のような競争が避けられない職業は苦手とする傾向があります。

  • 証券トレーダー
  • 営業(ノルマ重視の環境)
  • 広告代理店のクリエイティブディレクター

上記は常に競争にさらされ、時として他者との衝突が避けられない職業です。ENFJ(主人公型)の他者への配慮を重視する姿勢が、競争力や積極性の妨げになることがあります

ENFJ(主人公型)が転職活動で使える自己PRのポイント

ENFJ(主人公型)が強みを活かした自己PRを作るには、以下の3つのポイントを強調しましょう。

人間関係を重視したリーダーシップ

  • チームの調和を保つ能力
  • メンバーの潜在能力を引き出す力

共感力とコミュニケーション能力

  • 他者の感情を理解する力
  • 他者との関係構築力

理想を実現するための行動力

  • 明確なビジョンを描き、チームを鼓舞する能力
  • 長期的な目標に向けて取り組む姿勢

上記のポイントを具体的なエピソードや実績と結びつけて説明することで、ENFJ(主人公型)の強みを効果的にアピールできます。

自己PRの例文

「私の強みは、人間関係に重きを置いたリーダーシップです。前職では10人のチームを率い、メンバーそれぞれの強みを活かした役割分担と、きめ細かなサポートを行いました。その結果、半年間で30%の売上アップを達成しました。

また、優れた共感力とコミュニケーション能力も強みです。さまざまなバックグラウンドを持つチームメンバーの感情を理解し、個々のニーズに応じたアプローチを取ることで協力体制を築きました。

明確なビジョンを描き、チーム全体で共有することで、長期目標である売上アップを達成してきました。この経験を活かし、貴社の目標達成と組織の発展に貢献したいと考えています。」

上記の自己PRでは、ENFJ(主人公型)の強みと「売上アップ」という具体的な実績を結びつけて自身を説明しています。

自分の経験に基づいて内容をカスタマイズし、面接官の印象に残る自己PRを作成しましょう。

ENFJ(主人公型)が仕事で直面する3つの課題への対策

ENFJ(主人公型)は多くの強みを持つ一方で、特性ゆえに課題に直面することも少なくありません。ここでは、ENFJ(主人公型)が職場で遭遇しやすい3つの課題と対策を紹介します。

自己犠牲を避けるためのバランスの取り方

ENFJ(主人公型)は他者のニーズを満たすことに奔走するあまり、自身のニーズを後回しにしがちです。自己犠牲を続けていると、バーンアウトにつながる可能性があります。

献身的なENFJ(主人公型)は、自己ケアの時間を定期的に設けるのがおすすめです。たとえば、週に一度は仕事や家事から離れて「自分時間」を2時間は設けるようにしましょう。

仕事や社会での役割から離れ、本来の自分を取り戻す時間を作ることで、自身のニーズを定期的に満たせます。

現実的な問題解決スキルを強化する

ENFJ(主人公型)は理想主義的な傾向が強く、時として現実的な問題や細かい部分への注意が疎かになりがちです。現実離れが過ぎると目標から遠ざかり、達成が遅れてしまいます。

理想の高いENFJ(主人公型)は、なるべく自身の考えを周囲に伝えるようにするのがおすすめです。たとえば、コミュニティのメンバーや同僚からフィードバックを求め、客観的なアドバイスを得るようにしましょう。

周囲との関わりを積極的に持つことで、理想と現実のバランスを保てます。

他者の意見に流されない自己確立の方法

ENFJ(主人公型)は他者との調和を重視するあまり、自身の意見や価値観を押し殺しがちです。他者の意見に流されやすいと、リーダー視点のよいアイデアが生まれにくくなります。

ENFJ(主人公型)が自己を確立するには、自分を主語にして話し出すトレーニング「I(アイ)メッセージ」を心がけるのがおすすめです。「私はこう思う」「私は悲しい」と主語から話し始め、自分の考えを表現する練習をしてみましょう

自分の価値観を持ちながら、他者と調和する感覚を身につけられます。

ENFJ(主人公型)が転職する上での注意点

ENFJ(主人公型)が転職を考える際には、自身の強みを活かせる環境を選ぶことが重要です。ここでは、ENFJ(主人公型)が転職するうえで、気をつけるべき2つのポイントを紹介します。

リーダーシップを発揮できる環境を選ぶ

ENFJ(主人公型)は、人々を導きサポートすることに喜びを見出すタイプです。転職を考える場合、以下のような環境を重視しましょう。

  • チームマネジメントの機会がある職場
  • 人材育成やメンタリングが充実している会社

リーダーシップが強みのENFJ(主人公型)ですが、ワンマンで動くよりも人の意見を聞きながら成長できる環境を好みます。マネジメント経験を積めるうえ挑戦を後押ししてくれる職場を選び、自信をつけながら成長しましょう。

長期的なキャリアプランを立てる

ENFJ(主人公型)は理想主義的な傾向があるため、焦らずゆとりを持ってキャリアを考えるよう心がけましょう。

  • 5年後、10年後のキャリア目標を明確にする
  • 転職先の戦略と自身のキャリアプランの整合性を確認する

行動力が強みのENFJ(主人公型)ですが、キャリア目標を置かないと目先の利益にとらわれ指針がぶれる傾向があります。長期的な視点を持つことで、一時的な魅力に惑わされず成長を見込める会社を見つけましょう

ENFJ(主人公型)の特徴を活かして転職活動を進めよう

ENFJ(主人公型)は、共感力と人間関係構築能力を活かせる職場へ転職するのがおすすめです。温かいリーダーシップと他者の成長を促す力を活かせる仕事を選び、長期的な活躍を目指しましょう。

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