目次
※時間がない方へ・・記事が読む時間が無い方でバックオフィス系の転職を検討中の方は、まずは「SYNCA(シンカ)」に無料登録してみましょう!
ご自身の職務経歴書を今一度見直してみましょう!
いざ転職活動を始めよう!となった際は、まず応募書類(履歴書・職務経歴書)の作成が必要です。
実際に企業への応募を進める上で、最初のステップは書類選考突破が重要です!
そのためには、採用担当者にとって読みやすい書類を完成させる必要があります。
ましてや記載内容は問題ないのに、ちょっとした見栄えや見落としでお見送りになってしまうのは非常にもったいないですよね。
この記事では、求職者の皆様が書類作成の際、よく見落としがちなポイント5選を紹介します。
ご自身の職務経歴書はそのまま提出できそうか、今一度確認してみましょう。
1.フォントの不統一、文字サイズがバラバラ、誤字脱字(漢字の変換ミス)
多くの方が応募書類をパソコンで作成する時代です。
まずよく見落としがちなのが、字体(フォント)の不統一や誤字脱字・漢字の変換ミスです!
正直あまり気にしないでしょ、と思いがちですが、実は大きく見栄えに影響します。
基本的には標準搭載のフォントの明朝体やゴシック体がおすすめです。
ビジネスシーンで正式な文書に使用される明朝体は、フォーマルな書類として応募書類にも使用するのが無難です。
●明朝体であれば「MS明朝」「游明朝」(windows)、「ヒラギノ明朝」(Mac)
●ゴシック体であれば「MSゴシック」「游ゴシック」「メイリオ」(windows)、「ヒラギノ角ゴシック」(Mac)
文字のサイズは、10.5〜11ポイントがおすすめです。
特に厳密なルールはないですが、文字も大小により読み手の採用担当者の読みやすさにも関わります。
そのほか、誤字脱字(漢字の変換ミス)は多くの方が間違いやすいです。
例)志望動機→ ×死亡動機
など送ってしまった時には、もう後悔・・ですよね。
送る前はタブルチェックし、十分に気をつけましょう!
2.レイアウトが悪い、見栄えが悪い
見やすく綺麗な書類作成には、フォントや文字サイズ以外にも気を付けるポイントがあります。
広すぎる文字の間隔や、広すぎる余白は、文章量がスカスカに見えてしまい不真面目な印象を与えがちになり、一方狭すぎる余白は圧迫感を与えてしまうなど、見た目が悪く読み手の印象に大きく影響します。
また職務経歴書は項目ごとに箇条書きで書くとすっきりまとまりのある見栄えになります。
長々とこれまでの経験や業務内容を文章で書いてしまいがちですが、「読みやすさ」が非常に大事なポイントです。
記載したい内容を項目に分けて、箇条書きで書きましょう。
3. 企業が求めるポジションに親和性がない実績を記入
職歴書の内容は、企業が求めているポジションに親和性がある経歴や実績を書きます。
経理の募集なのに、営業の実績をアピールしたところで的外れな内容になり、募集項目をしっかり理解しているのか不信感にも繋がります。
希望職種とあまりにもかけ離れた内容は極力省くようにしましょう。
4.情報量を盛り込みすぎ、長すぎる文章
求職者の中には、転職回数が多かったり、社内異動を経験したりといくつもの業務経験をお持ちの方がいらっしゃいます。
むやみやたらに全ての業務内容を事細かく記載すれば、あっという間に文章量が多くなりすぎて読み手に「ウッ」と思わせてしまうことが想像できます。
採用担当者は日々数多くの職歴書に目を通しているため、あまりにも長すぎる文章は途中で読むのをやめてしまう可能性もあります。
これまでの職務内容を整理しつつ、職務内容と関係のない実績やスキルについては簡潔に記載することを意識すると良いでしょう。アピールできることがあるのは良いことですが、要点をまとめることも必要です。職務経歴書の理想的な枚数は、1−2枚、多くても3枚には留めた方が良いでしょう。
特に情報量が多くなりがちなのが「自己PR」です。
自己PRでは、アピールしたいことを絞るのが大事です。その上で、1アピールにつき1つのエピソードになっているかがポイントなので、1つのエピソードに「主体性」や「協調性」、「問題解決力」などアピールしたいことが詰め込み状態になっていないかを留意しましょう。
伝えたい能力が整理できたら、その能力はどうやって身につけ、評価され、組織にどんな貢献をしたか、まで具体的に述べられると、その人らしい自己PRになるでしょう。
5.抽象度が高すぎる文章
自己PRを記載する際には、抽象的な言葉の多用はNGです。
企業の採用担当者が知りたいのは、「入社後その人が活躍できそうか」です。
よくある例
・「私は真面目な人間です」
・「私はコミュニケーション能力が高いです」
・「経理職で会社に貢献してました」
「真面目」「コミュニケーション能力が高い」などの性格的な強みを出しても、それが仕事にどう良い影響をもたらすのかイメージが湧きづらく、自己PRには不向きになります。
「経理職で貢献した」の場合も、どのような場面でどういう結果をもたらしたか、が分からず、”その人らしさ”が見えません。
例えば、「会社で表彰された」「会計ツールを導入し業務効率化を図った」など、併せて具体的なエピソードや実績を記載し、転職先の会社でどうそのスキルを活かせるか、をアピールすると効果的でしょう。
いかがでしたか?
今回のポイントを確認しながら、ご自身の職務経歴書を見直し、採用担当者が読みやすい職務経歴書を作成してみましょう!